紅蓮破/Pyroblast
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2020年6月4日 (木) 22:43時点における最新版
Pyroblast / 紅蓮破 (赤)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、その色が青である場合、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、その色が青である場合、それを破壊する。
水流破/Hydroblastと対を成す、対抗色の特徴が前面に出た呪文。赤霊破/Red Elemental Blastの調整版として作られたカード。
直接的な対抗色においての対立的カードのため、赤マナ1点だけという凄まじいコスト・パフォーマンスを誇る。特にスライにおいては、速攻の手を止めようとする青のカウンターやエンチャントに対してこのカードは大いに助けになった。
またコンボデッキにおいては、カウンターに対して1マナで対抗できる点からサイドボードの常連カード。デュアルランドが使用できるフォーマットでは単色や2色で組めるコンボデッキでもあえて赤を足すことがしばしばあり、たいていの場合その最大の利点はこのカード(および赤霊破、あるいはその両方)を採用できることである。
対を成す水流破とは良くも悪くも宿命のライバルであり、サイドボード後には熾烈な撃ち合いも度々行われた。
- 紅蓮破と赤霊破のどちらが上かは一概には言えない。詳しくは青霊破/Blue Elemental Blastのページの記述参照。(色は違うが論理は同じ)
- バーンデッキでよく採用される罠の橋/Ensnaring Bridgeとの相性はコチラの方がよい(どうしても手札を減らしたいときに空撃ちできる)ため、バーニングブリッジでの採用率は赤霊破よりも高い。
- エターナルではお馴染みの若き紅蓮術士/Young Pyromancerや僧院の導師/Monastery Mentorを採用するデッキでは、呪文を唱えることでトークンが生成されるという性質上、やはりこちらが優先される傾向にある。
- 第5版では「色対策カードはアンコモンに移す。赤霊破の代わりに紅蓮破に置き換える」という理由で収録された(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- 青対策のカウンターという意味では、青にも後に反論/Gainsayというカードが登場した。が、2マナであるそちらを採用するより、あえて色を増やしてでもこちらを採用するデッキが多い。それだけ、1マナで使えることが強力であるといえる。
- Magic Onlineでは高額コモンの1つとなっている。水流破と同じく、パウパーでの需要が高い。
- ラヴニカのギルド発売時のMagic OnlineのTreasure Chest更新で、新規イラストのプロモーション・カードが追加された[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Guilds of Ravnica: Magic Online Edition(Magic Online 2018年9月19日)