ディミーアの偵察虫/Dimir Spybug
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2023年12月22日 (金) 00:17時点における最新版
Dimir Spybug / ディミーアの偵察虫 (青)(黒)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
飛行
威迫(このクリーチャーは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。)
あなたが諜報を行うたび、ディミーアの偵察虫の上に+1/+1カウンターを1個置く。
飛行と威迫の2つの回避能力に加え、諜報を誘発条件とする自己強化能力を持つ青黒の昆虫。
高い回避性能と自己強化が良く噛み合っており、数回諜報するだけでフィニッシャー級に育っていく。特定メカニズムと結びついているカードは孤立的になってしまいがちだが、諜報はデッキ全体の回転率を高める汎用的なメカニズムであり、無理なくデッキに採用しやすいのは強み。また諜報カードが次の諜報カードを探してくれるので、結構なスピードで育ちやすい。繰り返し諜報が行える夜帷のスプライト/Nightveil Spriteや家門のギルド魔道士/House Guildmage等との組み合わせは凶悪で、これらが並ぶだけでゲームエンドまで持っていけることも。
リミテッドでは前述の繰り返し諜報できるカードと共に青黒デッキのエースとなり得る、強力なアンコモン。諜報カードをなかなか引けない場合でも、序盤からクロックを刻めるのは悪くない。絡み爪のイトグモ/Hitchclaw Recluse1体だけなら威迫でスルーできるのも信頼度が高い。色が合うならまず間違いなく入る、デッキのアーキタイプを定義してくれる重要なカード。
スタンダードでは、アグロ型のディミーア諜報で採用候補となるが、育つ前に除去されることが多く、終盤引いた際の弱さも欠点。これを育てることを主軸に据えるより、最初から破滅を囁くもの/Doom Whispererを使ったほうが手っ取り早い。破滅を囁くものも繰り返し諜報を行えるので、相性自体は良好。
- 1/1のこれが立っている状態で有毒ガス/Mephitic Vaporsを唱えた場合、これの3番目の能力は誘発してスタックに置かれるものの、それを解決し始める前に-1/-1修整を受けて状況起因処理によって墓地に置かれてしまう。
- その名の通り、ラヴニカ/Ravnicaを飛び回りディミーア家/House Dimirの偵察活動に使われている虫である(イラスト)。押し潰す梢/Crushing Canopyのイラストではセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの植物に叩き落されそうになっている。
すべての会話は記録されていると思え。