Ricochet

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理不尽な気もするが、[[混沌の掌握/Grip of Chaos]]を考えるとそうでもない気もしてくる。
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プレイヤー1人だけを対象にとる[[呪文]]の対象を実質[[無作為に|ランダム]]化させる[[エンチャント]]。これがあると[[Ancestral Recall]]ですら不安定な[[呪文]]になってしまう。
  
どちらにせよ、これを出して一番困るのは自分自身、ということも多いのではないだろうか。
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これだけでは一番困るのは自分自身になりかねないため、[[Goblin Bookie]]や[[Clam-I-Am]]といった[[6面ダイス]]を操作する手段を用意しておきたい。
  
安定性を高めるなら[[Goblin Bookie]]をお供に。
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*チームメイト・サイクルの1枚としてデザインされたものだが、唯一「チームメイト」の単語が入っていない。[[2人対戦]]でも機能することから、多人数戦用にデザインされたことすら分かりにくく、[[Mark Rosewater]]はアングルードでの失敗点として挙げている。(→[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mm/team-building-2014-10-13 Team Building]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011302/ チームの作成]参照)
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**一方でMarkは、混沌をもたらすことで多人数戦に面白みを与えるというアイデアを具現化した点で、サイクル中、後世の多人数戦向けデザインに最も大きな影響を与えたカードかもしれない、と評価している。
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*Ricochetはもともとフランス語で、発音は「リコシェィ」(tはサイレント)。発射された弾丸が跳ね返る「跳弾」という意味だが、米口語では、転じて「とばっちり」というような意味に使うこともある。
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*対象のランダム化という点では、のちの[[スカージ]]で登場した[[混沌の掌握/Grip of Chaos]]の方が豪快となっている。
  
*Ricochet はもともとフランス語で、発音は「リコシェィ」(tはサイレント)。発射された弾丸が跳ね返る「跳弾」という意味だが、米口語では、転じて「とばっちり」というような意味に使うこともある。
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==関連カード==
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===サイクル===
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アングルード]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アングルード]] - [[アンコモン]]

2014年10月19日 (日) 14:30時点における版


Ricochet (赤)
エンチャント

プレイヤー1人だけを対象にとる呪文がプレイされるたび、各プレイヤーは6面ダイスを1個振る。その呪文は最も低い目を出したプレイヤーを対象とする。複数のプレイヤーが最も低い目を出した場合、同点にならなくなるまでダイスを振り直す。


プレイヤー1人だけを対象にとる呪文の対象を実質ランダム化させるエンチャント。これがあるとAncestral Recallですら不安定な呪文になってしまう。

これだけでは一番困るのは自分自身になりかねないため、Goblin BookieClam-I-Amといった6面ダイスを操作する手段を用意しておきたい。

  • チームメイト・サイクルの1枚としてデザインされたものだが、唯一「チームメイト」の単語が入っていない。2人対戦でも機能することから、多人数戦用にデザインされたことすら分かりにくく、Mark Rosewaterはアングルードでの失敗点として挙げている。(→Team Building/チームの作成参照)
    • 一方でMarkは、混沌をもたらすことで多人数戦に面白みを与えるというアイデアを具現化した点で、サイクル中、後世の多人数戦向けデザインに最も大きな影響を与えたカードかもしれない、と評価している。
  • Ricochetはもともとフランス語で、発音は「リコシェィ」(tはサイレント)。発射された弾丸が跳ね返る「跳弾」という意味だが、米口語では、転じて「とばっちり」というような意味に使うこともある。
  • 対象のランダム化という点では、のちのスカージで登場した混沌の掌握/Grip of Chaosの方が豪快となっている。

関連カード

サイクル

アングルードチームメイトサイクル多人数戦用にデザインされたカードであり、Ricochetを除きチームメイトを参照する効果を含む。(→Team Building/チームの作成参照)

参考

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