ダメージ割り振り順

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戦闘ダメージ・ステップにおいて実際に戦闘ダメージを割り振る際、ダメージ割り振り順に従った順序で戦闘ダメージを割り振る。このとき、ダメージ割り振り順で前にあるクリーチャーに[[致死ダメージ]]を与えるように戦闘ダメージを割り振らなければ、その後ろにあるクリーチャーに戦闘ダメージを割り振ることはできない。
 
戦闘ダメージ・ステップにおいて実際に戦闘ダメージを割り振る際、ダメージ割り振り順に従った順序で戦闘ダメージを割り振る。このとき、ダメージ割り振り順で前にあるクリーチャーに[[致死ダメージ]]を与えるように戦闘ダメージを割り振らなければ、その後ろにあるクリーチャーに戦闘ダメージを割り振ることはできない。
  
:例:5/5の攻撃クリーチャーが2/2のクリーチャー3体(A,B,C)にブロックされ、A,B,Cの順でダメージ割り振り順を指定した。この攻撃クリーチャーが選択できる戦闘ダメージの割り振り方は、以下の5通りである。
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*例:5/5の攻撃クリーチャーが2/2のクリーチャー3体(A,B,C)にブロックされ、A,B,Cの順でダメージ割り振り順を指定した。この攻撃クリーチャーが選択できる戦闘ダメージの割り振り方は、以下の5通りである。
::Aに5点
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**Aに5点
::Aに4点、Bに1点
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**Aに4点、Bに1点
::Aに3点、Bに2点
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**Aに3点、Bに2点
::Aに2点、Bに3点
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**Aに2点、Bに3点
::Aに2点、Bに2点、Cに1点
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**Aに2点、Bに2点、Cに1点
 
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*[[接死]]を持つクリーチャーが0点でない戦闘ダメージを割り振った場合、それはタフネスに関係なく致死ダメージとみなされ、残りのダメージを後ろにいるクリーチャーに割り振ることができる。詳しくは[[接死]]を参照。
*[[接死]]を持つクリーチャーは、このルールから外れて好きなように戦闘ダメージを割り振ることができる。詳しくは[[接死]]を参照。
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ダメージ割り振り順の宣言後にクリーチャーが[[戦闘から取り除く|戦闘から取り除かれた]]場合、そのクリーチャーはダメージ割り振り順から取り除かれる。ただし、その他のクリーチャーのダメージ割り振り順は変わらない。
 
ダメージ割り振り順の宣言後にクリーチャーが[[戦闘から取り除く|戦闘から取り除かれた]]場合、そのクリーチャーはダメージ割り振り順から取り除かれる。ただし、その他のクリーチャーのダメージ割り振り順は変わらない。

2010年7月20日 (火) 18:25時点における版

ダメージ割り振り順/Damage Assignment Orderとは、攻撃クリーチャーが複数のクリーチャーによってブロックされていた場合に攻撃クリーチャーが戦闘ダメージ割り振る順番、あるいはブロック・クリーチャーが複数のクリーチャーをブロックしていた場合にブロック・クリーチャーが戦闘ダメージを割り振る順番のこと。

ダメージ割り振り順は、ブロック・クリーチャー指定ステップにおいて、ブロックが指定された直後に宣言される。これはターン起因処理であり、スタックを用いない。

目次

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解説

基本セット2010発売に伴うルール変更によって、戦闘ダメージスタックに置かれなくなるとともに新設されたルールである。これによってブロック・クリーチャー指定ステップ戦闘ダメージ・ステップのルールは大きく変更された。

ルール

ブロック・クリーチャー指定ステップにおけるブロック指定後、攻撃クリーチャーのダメージ割り振り順、ブロック・クリーチャーのダメージ割り振り順がそれぞれ宣言される。

  • ここではあくまでも順序を示すだけで、実際に何点の戦闘ダメージを割り振るかを指定するのは戦闘ダメージ・ステップである。
  • ブロック・クリーチャーが与えるダメージの割り振り順指定は、あくまで「自分がブロックしているクリーチャー群の中での順番」であって、ブロックされている攻撃クリーチャー全体に対して順番をつけるのではない。通常はブロック・クリーチャー1体につき1体の攻撃クリーチャーしかブロックしないので、「ブロック・クリーチャーが与えるダメージの割り振り順」の指定はあってもなくても変わらない。明確にする必要があるのは、1体で複数のクリーチャーをブロック出来るような能力を持つ一部のクリーチャーでブロックを行った時のみである。

戦闘ダメージ・ステップにおいて実際に戦闘ダメージを割り振る際、ダメージ割り振り順に従った順序で戦闘ダメージを割り振る。このとき、ダメージ割り振り順で前にあるクリーチャーに致死ダメージを与えるように戦闘ダメージを割り振らなければ、その後ろにあるクリーチャーに戦闘ダメージを割り振ることはできない。

  • 例:5/5の攻撃クリーチャーが2/2のクリーチャー3体(A,B,C)にブロックされ、A,B,Cの順でダメージ割り振り順を指定した。この攻撃クリーチャーが選択できる戦闘ダメージの割り振り方は、以下の5通りである。
    • Aに5点
    • Aに4点、Bに1点
    • Aに3点、Bに2点
    • Aに2点、Bに3点
    • Aに2点、Bに2点、Cに1点
  • 接死を持つクリーチャーが0点でない戦闘ダメージを割り振った場合、それはタフネスに関係なく致死ダメージとみなされ、残りのダメージを後ろにいるクリーチャーに割り振ることができる。詳しくは接死を参照。

ダメージ割り振り順の宣言後にクリーチャーが戦闘から取り除かれた場合、そのクリーチャーはダメージ割り振り順から取り除かれる。ただし、その他のクリーチャーのダメージ割り振り順は変わらない。

  • 例:1体の攻撃クリーチャーをA,B,Cの3体がブロックし、A,B,Cの順にダメージ割り振り順が指定された。その後、Bが戦闘から取り除かれたとする。この場合、この攻撃クリーチャーのダメージ割り振り順は、A,Cになる。

呪文能力によって戦場にいるクリーチャーがいずれかの攻撃クリーチャーをブロックする場合、アクティブ・プレイヤーはそのブロック・クリーチャーの、その攻撃クリーチャーのダメージ割り振り順の位置を宣言する。この際、他のブロック・クリーチャーのダメージ割り振り順は変わらない。また、その他の攻撃クリーチャーのダメージ割り振り順を宣言しなおすこともない。これは、ブロックさせる効果の一部として行われる。

クリーチャーがブロックしている状態で戦場に出た場合、(どの攻撃クリーチャーをブロックするか特定されていないならば)そのコントローラーはどの攻撃クリーチャーをブロックするかを宣言し、アクティブ・プレイヤーはそのブロック・クリーチャーの、その攻撃クリーチャーのダメージ割り振り順における位置を宣言する。この際、他のブロック・クリーチャーのダメージ割り振り順は変わらない。

  • 例:1体の攻撃クリーチャーをA,B,Cがブロックし、A,B,Cの順でダメージ割り振り順が指定された。その後、この攻撃クリーチャーを対象瞬間群葉/Flash Foliage唱えられた。瞬間群葉が解決して苗木トークンが戦場に出るに際し、アクティブ・プレイヤーはこの苗木のダメージ割り振り順に置ける位置を宣言する。選択肢は以下の4つ。
    • 苗木,A,B,C
    • A,苗木,B,C
    • A,B,苗木,C
    • A,B,C,苗木

参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

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