難問の鎮め屋/Vexing Shusher
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
4行: | 4行: | ||
これ自体が[[打ち消されない]]クリーチャーであり、さらに後続の打ち消しも防いでくれる。[[コスト・パフォーマンス]]もよい。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]の[[パーミッション]]対策用カードとしては非常に優秀。 | これ自体が[[打ち消されない]]クリーチャーであり、さらに後続の打ち消しも防いでくれる。[[コスト・パフォーマンス]]もよい。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]の[[パーミッション]]対策用カードとしては非常に優秀。 | ||
− | 相手が打ち消しを使っていなければ、[[色拘束]]が強いだけの[[熊 (俗称)|熊]]。[[メタゲーム]] | + | 相手が打ち消しを使っていなければ、[[色拘束]]が強いだけの[[熊 (俗称)|熊]]。[[メタゲーム]]をよく読んで採用する必要がある。純粋なパーミッションを組みづらくなった当時の[[スタンダード]]ではあまり見かけないが、[[エターナル]]では[[サイドボード]]に入ることもしばしば。また、[[クリーチャー]]の選択肢自体が少ない[[ブロック構築]]でも[[赤]][[単色|単]][[シャーマン (デッキ)|シャーマン]]などで採用されている。 |
==ストーリー== | ==ストーリー== |
2012年3月27日 (火) 21:25時点における版
Vexing Shusher / 難問の鎮め屋 (赤/緑)(赤/緑)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
この呪文は打ち消されない。
(赤/緑):呪文1つを対象とする。それは打ち消されない。
これ自体が打ち消されないクリーチャーであり、さらに後続の打ち消しも防いでくれる。コスト・パフォーマンスもよい。ビートダウンデッキのパーミッション対策用カードとしては非常に優秀。
相手が打ち消しを使っていなければ、色拘束が強いだけの熊。メタゲームをよく読んで採用する必要がある。純粋なパーミッションを組みづらくなった当時のスタンダードではあまり見かけないが、エターナルではサイドボードに入ることもしばしば。また、クリーチャーの選択肢自体が少ないブロック構築でも赤単シャーマンなどで採用されている。
ストーリー
「難問の鎮め屋」と訳されている「Vexing Shusher」は、「Vexing」=「腹立たしい、厄介な」、「Shusher」=「(静かにするように)シーッと言う者」のこと(難問を鎮める者ではない)。
Vexing Shusherはシャドウムーア/Shadowmoorのボガート/Boggartで、ブラッドキャップ茸を口に含んで息を吐きかける(イラスト)。その口臭は最も強力な魔法すら弾くことができ、組み合わせると特に効き目がある呪文は「シーッ」だという(イラストも、静かにと口に指をあててシーッという仕草)。
- 日本語版フレイバー・テキストは「The stench of bloodcap mushrooms on the breath」を「ブラッドキャップの息にただよう茸の臭い」と訳しているが、原文「bloodcap mushrooms」は二語一組で茸の名称であるため、これは誤り(実際は「息にただようブラッドキャップ茸の臭い」)。「bloodcap」をレッドキャップのような妖精の類と取り違えたか。
- 「Vexing」には異なる訳もあり、レギオンの打ち消されないクリーチャー、いらつき甲虫/Vexing Beetleはカード名の「Vexing」を「いらつき」と訳されている。vexの原義(煩わせる・悩ます)を考えると「難問」の訳は「悩ます」から派生した意訳に近い。謎かけアーティファクトとして知られていた難問の秘儀具/Vexing Arcanixの訳を引き継いでいるのだろう。