マナレシオ
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
11行: | 11行: | ||
マナレシオだけでは判断できない、[[能力]]などを含めた総合的な評価をするための概念には、他に[[コスト・パフォーマンス]]があるが、こちらは抽象的な概念であり数値で表すことはできない。 | マナレシオだけでは判断できない、[[能力]]などを含めた総合的な評価をするための概念には、他に[[コスト・パフォーマンス]]があるが、こちらは抽象的な概念であり数値で表すことはできない。 | ||
− | *能力を数値化するために、メリットとなる能力を+ | + | *能力を数値化するために、メリットとなる能力を+1、[[ペナルティ能力|デメリット]]となるを-1としてパワー、タフネスに換算し、改めてマナレシオを計算するという手法が取られることもある。ただし、能力毎に同じ修正値ではおかしいのは明らかであり、やはり正確に数値化できるとは言えない。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2012年10月11日 (木) 11:07時点における版
マナレシオ(Mana Ratio)とは、パワーとタフネスの平均を点数で見たマナ・コストで割った値。
クリーチャーの強さを評価する際に使われる指標の一つで、基本的には値が高いほど良い。ただし、当然ながらこの値が高ければ必ずしも優秀というわけではなく、あくまでも目安の一つである。また、色や点数で見たマナ・コスト毎に、標準的なマナレシオの値は変化することに注意。
以前は、中堅程度のクリーチャーでマナレシオが1以上だと大抵はデメリット能力を持っていたが、近年ではクリーチャーの質の向上に伴い、その域のクリーチャーでもメリット能力を持っているクリーチャーが続々と登場している。例えば、単色4マナ4/4+メリット能力のクリーチャーは、貪欲なるベイロス/Ravenous Balothまでは存在していなかったが、近年では何体かいる。
- マナ・コストが1以上でこの数字が最大なのは死の影/Death's Shadow(13)、最小なのは脊髄寄生虫/Spinal Parasite(−1/5)。値が正のものに限れば、最小は脈動する幻影/Pulsating Illusion、ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll、Necropolis(1/10)である。
- 13年近くの間、マナレシオが最大なのはファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(12)であった。現在では、前述の死の影に次いで2位となっている。
- この数字が3以上ならば確実にとんでもないデメリット能力がつく。1マナ3/3以上、2マナ6/6以上などはそうはいない。
マナレシオだけでは判断できない、能力などを含めた総合的な評価をするための概念には、他にコスト・パフォーマンスがあるが、こちらは抽象的な概念であり数値で表すことはできない。
- 能力を数値化するために、メリットとなる能力を+1、デメリットとなるを-1としてパワー、タフネスに換算し、改めてマナレシオを計算するという手法が取られることもある。ただし、能力毎に同じ修正値ではおかしいのは明らかであり、やはり正確に数値化できるとは言えない。