起源のハイドラ/Genesis Hydra
提供:MTG Wiki
2014年7月11日 (金) 21:14時点における版
クリーチャー — 植物(Plant) ハイドラ(Hydra)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを公開する。あなたはその中のマナ総量がX以下である土地でないパーマネント・カードを1枚戦場に出してもよい。その後、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
起源のハイドラは+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
唱えた際に、ライブラリーから土地でないパーマネント・カードを1枚戦場に出すことができるハイドラ。プチ起源の波/Genesis Waveを内蔵していると言える。
ファッティを展開しながらカード・アドバンテージを稼げるためコスト・パフォーマンスは高い。戦場では実質バニラなのでフィニッシャーとしては決定力に欠けるが、ミッドレンジ系のデッキに中堅戦力として採用するのは悪くない。
開発秘話
外部のゲーム・デザイナーを招いて作成された、「外部デザイナー・カード」の1枚。担当したのは、Plants vs. Zombiesのデザイナーを務めたGeorge Fan(参考/翻訳)。
当初のデザイン案は以下のようなものだった。
非公式/非実在カード
Genesis Hydra / 起源のハイドラ (X)(緑)クリーチャー ― ゴブリン
起源のハイドラは+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
起源のハイドラが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。あなたはその中から、点数で見たマナ・コストがX以下のパーマネント・カードを1枚公開してもよい。そうしたなら、それを戦場に出す。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
ジョージがマジックをよく知っていたことから、6個提出されたデザイン案はいずれも斬新であり、銀枠向けの一つを除けばどれもすぐ採用できる内容のものだった。その中から起源のハイドラが選ばれ、若干の修正は加えられたものの、ほとんどオリジナルデザインのまま採用されることになった。