盗用/Plagiarize
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**二人のプレイヤーが互いを[[対象]]に盗用を唱えている場合、それぞれの置換効果が適用された結果、結局元のプレイヤーがカードを引くことになる。 | **二人のプレイヤーが互いを[[対象]]に盗用を唱えている場合、それぞれの置換効果が適用された結果、結局元のプレイヤーがカードを引くことになる。 | ||
**[[あなた|自分]]を対象に唱えている場合、実質的に何も起きない。 | **[[あなた|自分]]を対象に唱えている場合、実質的に何も起きない。 | ||
+ | *イベントに対する置換効果の適用順は影響を受けるプレイヤーが決める({{CR|616.1}})ので、先に[[片意地な使い魔/Obstinate Familiar]]や[[発掘]]で置換してしまえば盗用を防ぐ事ができる。 | ||
*対戦相手の[[ドロー・ステップ]]のドローを奪う場合、アップキープ・ステップの間に唱えなければ意味がない。ドロー・ステップの初めのドローは[[スタック]]に置かれることなく即座に引くことになり、[[優先権]]を得るときには既に遅い。 | *対戦相手の[[ドロー・ステップ]]のドローを奪う場合、アップキープ・ステップの間に唱えなければ意味がない。ドロー・ステップの初めのドローは[[スタック]]に置かれることなく即座に引くことになり、[[優先権]]を得るときには既に遅い。 | ||
2014年10月23日 (木) 10:55時点における最新版
Plagiarize / 盗用 (3)(青)
インスタント
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。ターン終了時まで、そのプレイヤーがカードを1枚引く場合、代わりにそのプレイヤーはそのドローを飛ばし、あなたがカードを1枚引く。
ドロー・ステップのドローを盗んだだけでも、対戦相手のドローが1枚減ると同時に自分のドローが1枚増えるので、ハンド・アドバンテージで言えば同じ4マナインスタントの霊感/Inspirationと五分である。しかし、この使い方をするにはアップキープ・ステップに唱える必要があるため、カウンター用のマナを残しておくことができず、実質的に3マナの空民の助言/Counsel of the Soratamiと同じ程度の仕事になってしまい、マナ効率が悪い。
対戦相手が唱えたドロー呪文に対応して唱えるなどして、霊感以上のアドバンテージを狙いたい。渦まく知識/Brainstormや大あわての捜索/Frantic Searchなどに対応して唱えられるとアドバンテージは多大なものになる。
「複数のプレイヤーがカードを引く効果」や「カードを引いたあと捨てることを強要する(=ルーター)効果」などと組み合わせて使うと強力。その中でも、意外な授かり物/Windfallや命運の輪/Wheel of Fateなどは凶悪で、星の揺らぎ/Sway of the Starsならばゲームエンド級だろう。また、これを墓地から回収して使いまわすロックデッキも存在した。
- ドラゴンの迷路でこの能力を内蔵した概念泥棒/Notion Thiefが登場した。ただし、ドロー・ステップの最初のドローは奪わない。
[編集] ルール
- 「カードを引く」のではなく、「手札に加える」効果に対しては何もしない。
- 置換効果はひとつのイベントに対して一度しか働かないので、次のような状況でも無限ループに陥ることはない。
- イベントに対する置換効果の適用順は影響を受けるプレイヤーが決める(CR:616.1)ので、先に片意地な使い魔/Obstinate Familiarや発掘で置換してしまえば盗用を防ぐ事ができる。
- 対戦相手のドロー・ステップのドローを奪う場合、アップキープ・ステップの間に唱えなければ意味がない。ドロー・ステップの初めのドローはスタックに置かれることなく即座に引くことになり、優先権を得るときには既に遅い。
[編集] 参考
- カード個別評価:トーメント - レア
- カード個別評価:第10版 - レア
- カード個別評価:第9版 - レア