アイスエイジ
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(第4版の日本語発売は1996年4月) |
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[[基本土地]]10枚のうち5枚を占めている[[基本氷雪土地]]が存在するセット。同時に[[氷雪]]を参照するカードも数多く登場した。[[氷雪土地]]は当時はアイスエイジの[[スターターデッキ|スターター]]にのみ収録されていたために、すでに十分な基本土地を所持していたプレイヤーにもスターターが売れた。 | [[基本土地]]10枚のうち5枚を占めている[[基本氷雪土地]]が存在するセット。同時に[[氷雪]]を参照するカードも数多く登場した。[[氷雪土地]]は当時はアイスエイジの[[スターターデッキ|スターター]]にのみ収録されていたために、すでに十分な基本土地を所持していたプレイヤーにもスターターが売れた。 | ||
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後期販売のスターターには[[レア]]が入っていないという封入ミスが見受けられ、氷雪土地をとるかレアを取るかといった問題もあったが、そもそも[[第5版]]の発売に伴う[[スタンダード|Type2]]落ちが控えていたために、すでに定価では売れにくい状況だったこともあってあまり問題視されなかった。 | 後期販売のスターターには[[レア]]が入っていないという封入ミスが見受けられ、氷雪土地をとるかレアを取るかといった問題もあったが、そもそも[[第5版]]の発売に伴う[[スタンダード|Type2]]落ちが控えていたために、すでに定価では売れにくい状況だったこともあってあまり問題視されなかった。 | ||
[[累加アップキープ]]もこのセットから登場し、続く[[ミラージュ・ブロック]]にも継続して採用された。 | [[累加アップキープ]]もこのセットから登場し、続く[[ミラージュ・ブロック]]にも継続して採用された。 | ||
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[[多色カード]]も多く含まれており、また[[単色]]でも[[友好色]]を同じデッキに入れて初めて有効な能力を持つようなカードもある、[[多色デッキ]]を意識したセットでもあった。 | [[多色カード]]も多く含まれており、また[[単色]]でも[[友好色]]を同じデッキに入れて初めて有効な能力を持つようなカードもある、[[多色デッキ]]を意識したセットでもあった。 | ||
− | [[基本セット]]からの[[再録]] | + | [[基本セット]]からの[[再録]]を初めて意図的に、かつ多く含むセットである。そのため、通常のエキスパンション同様に新規のカードは[[黒枠]]で、再録のカードは[[白枠]]で、という枠についてのポリシーが不成立になってしまうために、「新規絵柄のカードも黒枠とする」と改められることとなった。これは以後、[[ミラージュ]]などの独立型エキスパンションにも引き継がれていくこととなる。([[アラビアンナイト]]の[[山]]、[[リバイズド]]の[[Plateau]]と[[Serendib Efreet]]は単純に誤りであるとしてこの範疇には含まれないものとされた。) |
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*[[単色]]の[[伝説のクリーチャー]]が登場した初めてのセット。 | *[[単色]]の[[伝説のクリーチャー]]が登場した初めてのセット。 |
2016年5月5日 (木) 00:30時点における版
アイスエイジ/Ice Age | |
シンボル | 雪の結晶 |
略号 | IA, ICE |
発売日 | 1995年6月 |
セット枚数 | 全383種類 |
アイスエイジ/Ice Ageは、マジック初の独立型エキスパンションであり、アイスエイジ・ブロックの大型エキスパンション。1995年6月に発売された。意味は「氷河期」。
目次 |
概要
暗黒時代の後に訪れた氷河期を描いたセットであり、北欧風の舞台となっている(時代設定は450AR頃〜2934AR)。
基本土地10枚のうち5枚を占めている基本氷雪土地が存在するセット。同時に氷雪を参照するカードも数多く登場した。氷雪土地は当時はアイスエイジのスターターにのみ収録されていたために、すでに十分な基本土地を所持していたプレイヤーにもスターターが売れた。
後期販売のスターターにはレアが入っていないという封入ミスが見受けられ、氷雪土地をとるかレアを取るかといった問題もあったが、そもそも第5版の発売に伴うType2落ちが控えていたために、すでに定価では売れにくい状況だったこともあってあまり問題視されなかった。 累加アップキープもこのセットから登場し、続くミラージュ・ブロックにも継続して採用された。
このセットで初登場した有名なカードにはIllusions of Grandeur、Demonic Consultation、ネクロポーテンス/Necropotence、悪疫/Pox、ジョークルホープス/Jokulhaupsなどがあり、特に黒はかなり強力な色であった。また、ペインランド、お休みランド、キャントリップ(今で言うスロートリップ)などが初登場したのもこのセットである。
多色カードも多く含まれており、また単色でも友好色を同じデッキに入れて初めて有効な能力を持つようなカードもある、多色デッキを意識したセットでもあった。
基本セットからの再録を初めて意図的に、かつ多く含むセットである。そのため、通常のエキスパンション同様に新規のカードは黒枠で、再録のカードは白枠で、という枠についてのポリシーが不成立になってしまうために、「新規絵柄のカードも黒枠とする」と改められることとなった。これは以後、ミラージュなどの独立型エキスパンションにも引き継がれていくこととなる。(アラビアンナイトの山、リバイズドのPlateauとSerendib Efreetは単純に誤りであるとしてこの範疇には含まれないものとされた。)
- 単色の伝説のクリーチャーが登場した初めてのセット。
- 最初の独立型エキスパンションである為に基本セットからの再録カードが多いと共に、当時の基本セットに含まれていたカードの同型再版も数多い。
- 有名な裏話として、「独立型エキスパンション」ということでデュアルランドの再録が予定されていたことが挙げられる。
パッケージ・イラスト
デザイン
デザイン&開発チーム | Skaff Elias (lead) |
Jim Lin | |
Chris Page | |
Dave Petty | |
アート・ディレクター | Sandra Everingham |
参考
- カード個別評価:アイスエイジ
- The Eternal Ice (小説)
- ICE AGE on the World of MAGIC:the Gathering (アメコミ版アイス・エイジ)
- カードセット一覧
- Bordering on Lunacy 黒枠のポリシーの変遷について書かれている。