クロウマト/Cromat
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− | + | [[アポカリプス]]の[[カード]]らしく[[能力]]の[[起動コスト]]は[[対抗色]]2[[マナ]]になっている。[[緑]]絡みの能力が使用できる状態だと非常に[[除去]]されにくい。マナがないと十分な働きができないため、[[対戦相手]]の動きや手を読みつつ、マナを残していく[[プレイング]]を心がけなければならない。マナさえあれば非常に厄介な点は[[変異種/Morphling]]に通じるものがある。 | |
− | [[インベイジョン・ブロック構築]]の[[ドメイン]]で[[フィニッシャー]] | + | [[構築]]では、[[インベイジョン・ブロック構築]]の[[ドメイン]]で[[フィニッシャー]]として使われた。また、[[合同勝利/Coalition Victory]]の良き相棒として[[再供給ファイア]]に共に採用されることもあった。 |
*[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[クリーチャー・タイプ]]に[[イリュージョン]]を得た。ただし、半年前の[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0207 Ask Wizards - 2007/2/16]で[[Brady Dommermuth]]は、クロウマトにクリーチャー・タイプをつけるなら何かというユーザーの質問に対し、開発経緯を考慮して([[#開発秘話]]参照)、[[ドラゴン]]なのは明白だ、あるいは[[ミュータント]]・[[ワーム]]かもしれないと回答していた。 | *[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[クリーチャー・タイプ]]に[[イリュージョン]]を得た。ただし、半年前の[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0207 Ask Wizards - 2007/2/16]で[[Brady Dommermuth]]は、クロウマトにクリーチャー・タイプをつけるなら何かというユーザーの質問に対し、開発経緯を考慮して([[#開発秘話]]参照)、[[ドラゴン]]なのは明白だ、あるいは[[ミュータント]]・[[ワーム]]かもしれないと回答していた。 | ||
==開発秘話== | ==開発秘話== | ||
− | [[Mark Rosewater | + | [[Mark Rosewater]]によると、[[R&D]]は[[多色]]を扱った[[アポカリプス]]で5色の大型モンスターを作ろうとした。ただ、アポカリプスは[[対抗色]]に焦点を当てているセットであることから、このカードには5色でありつつ対抗色の雰囲気を持つように工夫が施され、対抗色を[[起動コスト]]とする5種類の[[能力]]が持たされた。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/24 Party of Five]参照) |
− | + | このカードの{{Gatherer|id=28670}}は、5色の全ての魔法を体現した体長30フィート(約9m)の巨大ドラゴンで、既出のドラゴンとは全く異なる独特な姿を持つように、とイメージされた。当初は「Xaadregaz」と命名されていたが、[[文章欄]]に能力を収めるため名前を6字以下にする必要に迫られ「Cromat」と変更された。それに伴い、[[Brady Dommermuth]]はストーリー上の役割も変えられたに違いないと考えている。(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0207 Ask Wizards - 2007/2/16]参照) | |
==参考== | ==参考== | ||
*[[5色カード]] | *[[5色カード]] | ||
*[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[レア]] |
2017年5月16日 (火) 00:51時点における版
伝説のクリーチャー — イリュージョン(Illusion)
(白)(黒):クロウマトをブロックしているか、クロウマトによってブロックされているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
(青)(赤):クロウマトはターン終了時まで飛行を得る。
(黒)(緑):クロウマトを再生する。
(赤)(白):クロウマトはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
(緑)(青):クロウマトを、オーナーのライブラリーの一番上に置く。
5つの起動型能力を持った伝説のイリュージョン。マジック史上2種目の、数少ない5色クリーチャー。
アポカリプスのカードらしく能力の起動コストは対抗色2マナになっている。緑絡みの能力が使用できる状態だと非常に除去されにくい。マナがないと十分な働きができないため、対戦相手の動きや手を読みつつ、マナを残していくプレイングを心がけなければならない。マナさえあれば非常に厄介な点は変異種/Morphlingに通じるものがある。
構築では、インベイジョン・ブロック構築のドメインでフィニッシャーとして使われた。また、合同勝利/Coalition Victoryの良き相棒として再供給ファイアに共に採用されることもあった。
- 2007年9月サブタイプ変更でクリーチャー・タイプにイリュージョンを得た。ただし、半年前のAsk Wizards - 2007/2/16でBrady Dommermuthは、クロウマトにクリーチャー・タイプをつけるなら何かというユーザーの質問に対し、開発経緯を考慮して(#開発秘話参照)、ドラゴンなのは明白だ、あるいはミュータント・ワームかもしれないと回答していた。
開発秘話
Mark Rosewaterによると、R&Dは多色を扱ったアポカリプスで5色の大型モンスターを作ろうとした。ただ、アポカリプスは対抗色に焦点を当てているセットであることから、このカードには5色でありつつ対抗色の雰囲気を持つように工夫が施され、対抗色を起動コストとする5種類の能力が持たされた。(→Party of Five参照)
このカードのイラストは、5色の全ての魔法を体現した体長30フィート(約9m)の巨大ドラゴンで、既出のドラゴンとは全く異なる独特な姿を持つように、とイメージされた。当初は「Xaadregaz」と命名されていたが、文章欄に能力を収めるため名前を6字以下にする必要に迫られ「Cromat」と変更された。それに伴い、Brady Dommermuthはストーリー上の役割も変えられたに違いないと考えている。(→Ask Wizards - 2007/2/16参照)