パイ投げ/Just Desserts

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パイを投げてπ(パイ)点の[[ダメージ]]を与える[[火力]]。[[アンヒンジド]]の[[1/2|分数]]に続き、無理数まで使用されてしまった。
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パイを投げてπ(パイ)点の[[ダメージ]]を[[与える]][[火力]]。[[アンヒンジド]]の[[1/2|分数]]に続き、無理数まで使用されてしまった。
  
端数の存在により、この[[呪文]]4回で[[タフネス]]12と1/2のクリーチャーを[[破壊]]できるが、12点では足りずにもう1/2点必要という状況はまず存在しないだろう。
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端数の存在により、この[[呪文]]4回で[[タフネス]]12と1/2の[[クリーチャー]]を[[破壊]]できるが、12点では足りずにもう1/2点必要という状況はまず存在しないだろう。そのため、機能的には2[[マナ]]3点火力と考えてもほぼ差し支えない。そう考えると[[リミテッド]]の[[コモン]][[除去]]としてはシンプルで使いやすい性能である。
そのため、機能的には2マナ3点火力と考えてもほぼ差し支えない。そう考えると[[リミテッド]]の[[コモン]][[除去]]としてはシンプルで使いやすい性能である。
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一方、π点のダメージがプレイヤーへ[[移し変え]]られると[[ライフ]]に端数が生じて面倒なことになる。[[対象]]がクリーチャーに限定されているのはそういった事情もあるのだろう。
  
一方、π点のダメージがプレイヤーへ[[移し変え]]られると[[ライフ]]に端数が生じて面倒なことになる。[[対象]]が[[クリーチャー]]に限定されているのはそういった事情もあるのだろう。
 
 
*[[Unstable]]の[http://mtg-jp.com/rules/docs/faq_ust_j.html FAQ]によれば、計算が必要な場合はπの近似値である3.14を用いることが認められている。この近似では314回ダメージを与えて初めて1/2点の誤差が生じるだけなので、よほどのことがない限り問題ないだろう。
 
*[[Unstable]]の[http://mtg-jp.com/rules/docs/faq_ust_j.html FAQ]によれば、計算が必要な場合はπの近似値である3.14を用いることが認められている。この近似では314回ダメージを与えて初めて1/2点の誤差が生じるだけなので、よほどのことがない限り問題ないだろう。
*Just Dessertsは、Just Deserts(当然の報い、自業自得)のもじり。パイだけにお菓子のデザート(Dessert)とかけているわけだが、シャレを含めて訳すのが難しかったのか、公式訳では「パイ投げ」となっている。
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*[[カード名]]は「just deserts(当然の報い、自業自得)」のもじり。パイだけにお菓子のデザート(dessert)とかけているわけだが、シャレを含めて訳すのが難しかったのか、[http://mtg-jp.com/cardlist/list/UST.html 公式日本語対訳]では「パイ投げ」となっている。
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==フレイバー・テキスト==
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{{フレイバーテキスト|It's time to put the ‘die' in ‘diameter!'"|Flaky the Irrational}}
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{{フレイバーテキスト|「円周率を死以上にしてやる!」|不合理なフレイキー}}
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[[フレイバー・テキスト]]の直訳は「diameter(直径)にdie(死ぬ)を入れてやる!」といったところ。日本語対訳はこれを上手く意訳している。もちろん円周率は4(し)以上ではない。
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またフレイキーの二つ名は、この[[ゴブリン#ストーリー|ゴブリン]]が道理の分からない(irrational)奴であるということと、πが無理数(irrational number)であることを掛けている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[コモン]]

2017年12月29日 (金) 22:46時点における版


パイ投げ/Just Desserts (1)(赤)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。パイ投げはそれにπ点のダメージを与える。(πは円周と直径の比率である。(それは3より僅かに大きい。))


パイを投げてπ(パイ)点のダメージ与える火力アンヒンジド分数に続き、無理数まで使用されてしまった。

端数の存在により、この呪文4回でタフネス12と1/2のクリーチャー破壊できるが、12点では足りずにもう1/2点必要という状況はまず存在しないだろう。そのため、機能的には2マナ3点火力と考えてもほぼ差し支えない。そう考えるとリミテッドコモン除去としてはシンプルで使いやすい性能である。

一方、π点のダメージがプレイヤーへ移し変えられるとライフに端数が生じて面倒なことになる。対象がクリーチャーに限定されているのはそういった事情もあるのだろう。

  • UnstableFAQによれば、計算が必要な場合はπの近似値である3.14を用いることが認められている。この近似では314回ダメージを与えて初めて1/2点の誤差が生じるだけなので、よほどのことがない限り問題ないだろう。
  • カード名は「just deserts(当然の報い、自業自得)」のもじり。パイだけにお菓子のデザート(dessert)とかけているわけだが、シャレを含めて訳すのが難しかったのか、公式日本語対訳では「パイ投げ」となっている。

フレイバー・テキスト

It's time to put the ‘die' in ‘diameter!'"
Flaky the Irrational
「円周率を死以上にしてやる!」
不合理なフレイキー

フレイバー・テキストの直訳は「diameter(直径)にdie(死ぬ)を入れてやる!」といったところ。日本語対訳はこれを上手く意訳している。もちろん円周率は4(し)以上ではない。

またフレイキーの二つ名は、このゴブリンが道理の分からない(irrational)奴であるということと、πが無理数(irrational number)であることを掛けている。

参考

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