偶像の石塚/Graven Cairns
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2021年2月13日 (土) 15:56時点における最新版
未来予知の2色土地サイクルの黒赤は、起動コストに混成マナ・シンボルを用いたフィルターランドの亜種(ハイブリッドランド)。ウーコーの手下悪鬼/Henchfiend of Ukorと並び、起動コストに混成マナ・シンボルを持つ初のカードでもある。
どちらかのマナを支払えば、黒と赤の自由な組み合わせを合計2マナ分選べる。生み出せるマナの柔軟性が高くデメリットも無いため、黒赤のデッキでは重宝される。
- 未来予知の土地サイクルはこれから先に登場しうる未来像を垣間見せるものであり、このカードではセンギア/Sengir一族に焦点を合わせ、開発時のカード名は「Cairns of Kar-Sengir(カー=センギアの石塚)」とされ、イラストには巨大な吸血鬼様式の人面像が描かれている。しかし将来これがハイブリッドランド・サイクル(hybrid-land cycle)の1枚として収録される際、フレイバー上で問題が起こらないようにと、カード名はより一般的で再録しやすい名称に変更された[1]
- そのイラストは夕日に照らされた巨大な石の顔。精緻な美しさは勿論のこと、インパクトはサイクル随一。
- シャドウムーアで再録し、5枚のサイクルを形成している。デザイン上は、シャドウムーアからの逆再録としての未来予知での収録である。同セットではミストメドウの身隠し/Mistmeadow Skulkも逆再録されている。
- シャドウムーア版のイラストは古の円形劇場/Ancient Amphitheater(イラスト)が荒廃した姿と思われる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
未来予知のタイムシフトの友好色土地サイクル。サイクルであるが、能力がいずれも異なる。
- 雨雲の迷路/Nimbus Maze
- 涙の川/River of Tears
- 偶像の石塚/Graven Cairns
- 燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows
- 地平線の梢/Horizon Canopy
シャドウムーアのハイブリッドランドサイクル。友好色の混成マナを支払うことで、友好色の好きな組み合わせ2マナを生み出す。オデッセイのフィルターランドと違い、単体で無色マナを出すこともできる。
- 秘教の門/Mystic Gate(白青)
- 沈んだ廃墟/Sunken Ruins(青黒)
- 偶像の石塚/Graven Cairns(黒赤)
- 火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket(赤緑)
- 樹木茂る砦/Wooded Bastion(緑白)
イーブンタイドのハイブリッドランドサイクル。対抗色の混成マナを支払うことで、対抗色の好きな組み合わせ2マナを生み出す。オデッセイのフィルターランドと違い、単体で無色マナを出すこともできる。
- 悪臭の荒野/Fetid Heath(白黒)
- 滝の断崖/Cascade Bluffs(青赤)
- 黄昏のぬかるみ/Twilight Mire(黒緑)
- 岩だらけの大草原/Rugged Prairie(赤白)
- 溢れかえる果樹園/Flooded Grove(緑青)
[編集] 参考
- ↑ A Tasty Buffet of -1/-1 Counters(Daily MTG 2008年5月14日)