無害な旅人/Innocent Traveler
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[[構築]]だと3/3飛行は4マナ域としても平凡程度。[[除去]]も豊富になり、変身したとしても容易に排除されてしまう。生け贄に捧げさせる手段も、味方を巻き込み回数制限こそあるがより確実に生け贄を強制し、[[マナコスト]]も同域の[[ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathi]]が存在。変身後の性能でも対戦相手が人間をコントロールしていない限り劣り、あちらは変身を任意で行えるため融通性でも軍配が上がる。前述の通り人間は次々に出てくることが多い部族である以上、基本的にこちらが採用される理由は無い。 | [[構築]]だと3/3飛行は4マナ域としても平凡程度。[[除去]]も豊富になり、変身したとしても容易に排除されてしまう。生け贄に捧げさせる手段も、味方を巻き込み回数制限こそあるがより確実に生け贄を強制し、[[マナコスト]]も同域の[[ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathi]]が存在。変身後の性能でも対戦相手が人間をコントロールしていない限り劣り、あちらは変身を任意で行えるため融通性でも軍配が上がる。前述の通り人間は次々に出てくることが多い部族である以上、基本的にこちらが採用される理由は無い。 | ||
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+ | ==[[イニストラード:真紅の契り#ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card|ドラキュラシリーズ・カード]]== | ||
+ | ドラキュラシリーズ・カード版は'''ルーシー・ウェステンラ'''/''Lucy Westenra'' - '''蘇りし吸血鬼、ルーシー'''/''Lucry, Arisen Vimpire''({{Gatherer|id=544472}})。 | ||
+ | *[[Wikipedia:en:Lucy_Westenra|ルーシー・ウェステンラ]]は[[Wikipedia:ja:ブラム・ストーカー|ブラム・ストーカー]]の小説「[[Wikipedia:ja:吸血鬼ドラキュラ (小説)|吸血鬼ドラキュラ]]」の登場人物。[[スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben|ミナ・ハーカー/Mina Harker]]の親友で、[[天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angels|ジョン・セワード博士/Dr.John Seward]]ら三人の男性に同時に求婚されるほどの美貌の持ち主。夢遊病を患っていたことが災いして[[不笑のソリン/Sorin the Mirthless|ドラキュラ伯爵/Count Dracula]]に襲われ吸血されてしまう。[[吸血鬼の復讐/Vampires' Vengeance|吸血された彼女は奇妙な症状に苦しみ]]、最後には吸血鬼化の兆候を呈しつつ亡くなった。埋葬されて一週間後にルーシーは吸血鬼として蘇り、人々を襲い始める。その後、[[オリバクの救済者/Savior of Ollenbock|アブラム・ヴァン・ヘルシング/Abraham Van Helsing]]らによって討たれ、安らかな眠りについた。 | ||
+ | *本カードの登場より遥か以前に発売の[[基本セット2012]]に収録されていた、[[フレイバー・テキスト]]が吸血鬼ドラキュラからの引用であった[[血の味/Taste of Blood]]の{{Gatherer|id=264235}}はルーシー・ウェステンラがモチーフではないかという説がある。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[アンコモン]] |
2021年11月28日 (日) 02:14時点における版
Innocent Traveler / 無害な旅人 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human)
Malicious Invader / 害意ある侵入者
〔黒〕 クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
クリーチャー — 人間(Human)
あなたのアップキープの開始時に、どの対戦相手もクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。誰もそうしなかったなら、無害な旅人を変身させる。
1/3Malicious Invader / 害意ある侵入者
〔黒〕 クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行
対戦相手が人間(Human)をコントロールしているかぎり、害意ある侵入者は+2/+0の修整を受ける。
最初は4マナ1/3と文字通り無害な人間だが、あなたのアップキープごとに対戦相手に生け贄を強制し、断れば凶悪な吸血鬼に変身する両面カード。
対戦相手に選択権があるとはいえ、毎ターン1体の生け贄はリミテッドであればなかなか強烈。かといって生け贄に捧げないと出てくる3/3飛行も元が4マナとなると厄介で、システムクリーチャーとしてもビートダウン要員と考えても悪くない性能をしてはいる。
変身後は対戦相手が人間をコントロールしているとパワーが上がるが、人間は横並びさせるのが得意な部族であり、トークンの生成手段も豊富なため、毎ターンの生け贄を特に苦労せず達成させてしまう可能性もあり、基本的にはおまけ。
構築だと3/3飛行は4マナ域としても平凡程度。除去も豊富になり、変身したとしても容易に排除されてしまう。生け贄に捧げさせる手段も、味方を巻き込み回数制限こそあるがより確実に生け贄を強制し、マナコストも同域のヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathiが存在。変身後の性能でも対戦相手が人間をコントロールしていない限り劣り、あちらは変身を任意で行えるため融通性でも軍配が上がる。前述の通り人間は次々に出てくることが多い部族である以上、基本的にこちらが採用される理由は無い。
ドラキュラシリーズ・カード
ドラキュラシリーズ・カード版はルーシー・ウェステンラ/Lucy Westenra - 蘇りし吸血鬼、ルーシー/Lucry, Arisen Vimpire(イラスト)。
- ルーシー・ウェステンラはブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の登場人物。ミナ・ハーカー/Mina Harkerの親友で、ジョン・セワード博士/Dr.John Sewardら三人の男性に同時に求婚されるほどの美貌の持ち主。夢遊病を患っていたことが災いしてドラキュラ伯爵/Count Draculaに襲われ吸血されてしまう。吸血された彼女は奇妙な症状に苦しみ、最後には吸血鬼化の兆候を呈しつつ亡くなった。埋葬されて一週間後にルーシーは吸血鬼として蘇り、人々を襲い始める。その後、アブラム・ヴァン・ヘルシング/Abraham Van Helsingらによって討たれ、安らかな眠りについた。
- 本カードの登場より遥か以前に発売の基本セット2012に収録されていた、フレイバー・テキストが吸血鬼ドラキュラからの引用であった血の味/Taste of Bloodのイラストはルーシー・ウェステンラがモチーフではないかという説がある。