本質の把捉/Essence Capture
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*本質捕らえと異なり、自分のクリーチャーしか[[対象]]にとれないため、[[対戦相手]]のクリーチャーの[[順応]]を妨害することはできない。 | *本質捕らえと異なり、自分のクリーチャーしか[[対象]]にとれないため、[[対戦相手]]のクリーチャーの[[順応]]を妨害することはできない。 |
2022年2月5日 (土) 22:01時点における版
インスタント
クリーチャー呪文1つと、あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とする。その前者の呪文を打ち消す。その後者のクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。
+1/+1カウンター付きの本質の散乱/Essence Scatter。本質捕らえ/Trap Essenceの下位種的存在。
クロック・パーミッション戦略に合致した一枚。ダブルシンボルになったがマナ総量は本質の散乱と変わっていない点が大きく、青が濃いデッキならば本質の散乱より強力なカードとなりうる。シミック連合/The Simic Combineには+1/+1カウンターを参照するカードが多いため、それらとのシナジーに期待できる点も嬉しい。
ただ、本質捕らえと同様に、クリーチャーがいないと唱えにくいだけの本質の散乱になってしまうという点は無視できない弱点。特に少数のフィニッシャーで勝負を決めるタイプの古典的なコントロールデッキでは、+1/+1カウンターを乗せる効果を持て余しがち。青の薄い多色デッキやクリーチャーを主体としないデッキでは本質の散乱を優先させ、青単テンポなどの青が濃いビートダウンデッキで用いるべきカードと言える。
リミテッドではクリーチャー戦が主体となる上、必ずしも2ターン目に撃つ必要がない部類のカードであるため、強化の恩恵や各種シナジーを受けやすい。中盤過ぎにダブルシンボルが出せる構成なら十分採用できる。
神河:輝ける世界にて再録。登場時のスタンダードおよびアルケミーにおいては本質の散乱がローテーション落ちして以降、2マナの対クリーチャーのカウンター呪文が却下/Rejectなどの不確定カウンターしかない状況であり、本質の散乱の再録が待ち望まれている中でこちらが再録されることと相成った。カードプールがこのような状況であるため、クリーチャーを多用しないデッキでもカウンターのみを目当てに採用されることもあるかもしれない。
- 本質捕らえと異なり、自分のクリーチャーしか対象にとれないため、対戦相手のクリーチャーの順応を妨害することはできない。
- 「把捉(はそく)」が正しい。「捕捉(ほそく)」や「把握(はあく)」ではないので、デッキリストの書き間違いには注意。