Lich's Duel Mastery (Playtest)
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− | [[ライフ]]の形式が[[デュエル・マスターズ]]になってしまう[[Lich]] | + | [[ライフ]]の形式が[[デュエル・マスターズ]]になってしまう[[Lich]]の亜種。大雑把に言えば「ライフが0になったら敗北」という条件が「6回(≠6点)[[ライフロス]]したら敗北」に書き換わる。またライフロスの度に代わりに「ブレイク」されたシールドが手札に加わる。 |
− | + | 一度にどんなに大きなライフロスが発生しようとブレイクされるのはシールド1枚。少数の大型[[フィニッシャー]]で勝負を決めるデッキ相手には強いが、軽い[[火力]]を連発する[[バーン]]デッキ相手にはかなり分が悪くなる。相手のデッキを見極めた上で[[唱える|唱え]]よう。 | |
− | + | [[黒]]の[[トリプルシンボル]]6マナと[[重い]]が、唱えた時点でのライフの残量を問わず加わるシールドは常に5枚なので「唱えても後の祭りだった」ということも早々ないはず。ライフが残り僅かな時の延命措置としても使えるし、ブレイクされて手札に加わったシールドで逆転の一手を打てるかもしれない。そういった醍醐味もオリジナルのデュエル・マスターズならでは。 | |
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− | + | 一度に大量のライフコストを支払う行為も、シールドを1枚手札に「加える」([[捨てる]]ではない)だけで代替可能となる。例えば、Mystery Booster2にも封入されている[[ボーラスの城塞/Bolas's Citadel]]と組み合わせると、1枚のシールドを手札に加えるだけで[[ライブラリーの一番上]]のカードを好き放題使えるようになってしまう。共に[[ピック]]できたとしても、両者ともコストが重いのでうまく決まるのは非常に稀だが、覚えていて損はない。 | |
− | *ステッカーが貼られているのは[[リッチの熟達/Lich's Mastery]] | + | |
+ | *ステッカーが貼られているのは[[リッチの熟達/Lich's Mastery]]({{Gatherer|id=677602}})。一単語追加するだけで'''Duel Master'''yというパロディが成立している。 | ||
*[[Mystery Booster 2]]にはこれ以外にもデュエル・マスターズから[[Bolshack Dragon (Playtest)]]が参戦している。もともとはシールドを2枚ブレイクできる「W・ブレイカー」能力を持っていたのだが、打ち消し線でオミットされてしまっている。そのため[[Bolshack Dragon (Playtest)]]にダメージを与えられてもシールドを2枚ブレイクされることはない……と思いきや代わりに[[二段攻撃]]を持っているのであんまり変わらない。 | *[[Mystery Booster 2]]にはこれ以外にもデュエル・マスターズから[[Bolshack Dragon (Playtest)]]が参戦している。もともとはシールドを2枚ブレイクできる「W・ブレイカー」能力を持っていたのだが、打ち消し線でオミットされてしまっている。そのため[[Bolshack Dragon (Playtest)]]にダメージを与えられてもシールドを2枚ブレイクされることはない……と思いきや代わりに[[二段攻撃]]を持っているのであんまり変わらない。 | ||
+ | ==ルール== | ||
+ | *[[敗北条件]]そのものを書き換える能力ではないので、[[ライブラリーアウト]]や[[毒カウンター]]による敗北は防げないので注意。また「ライフが0になったら敗北」もそのままなので、(このカードの特性上とても困難だが)なんらかの方法でライフが0になってもやはり敗北してしまう<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/feature/mystery-booster-2-release-notes Mystery Booster 2 Release Notes]([[Daily MTG]] [[2024年]]9月20日)</ref>。 | ||
+ | *[[対戦相手]]のこれを[[コントロール]]し、ライフロスが発生した場合、相手のシールドを手札に加えることはできないのでこのカードを[[生け贄に捧げる]](=敗北)こととなる。もっとも[[呪禁]]を持つこのカードをコントロールをするなぞ、とても難しいことだろう。 | ||
+ | *シールドとして[[追放]]されたカードは裏向きにするので自分で見ることもできないが、シールドに加えた際に対戦相手に公開する必要もない。 | ||
+ | *ライフを[[回復]]しても新たなシールドは加わらない。 | ||
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+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:Mystery Booster 2]](R&D Playtest cards) | *[[カード個別評価:Mystery Booster 2]](R&D Playtest cards) |
2025年2月5日 (水) 11:55時点における版
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Lich's Duel Mastery (3)(黒)(黒)(黒)伝説のエンチャント
呪禁
Lich's Duel Masteryが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカード5枚を裏向きでシールドとして追放する。
あなたがライフを失うなら、代わりにシールド1枚をあなたの手札に加える。それが出来ないなら、Lich's Duel Masteryを生け贄に捧げる。
Lich's Duel Masteryが戦場を離れたとき、あなたはゲームに敗北する。
[テストカード - 構築では使用できない。]
ライフの形式がデュエル・マスターズになってしまうLichの亜種。大雑把に言えば「ライフが0になったら敗北」という条件が「6回(≠6点)ライフロスしたら敗北」に書き換わる。またライフロスの度に代わりに「ブレイク」されたシールドが手札に加わる。
一度にどんなに大きなライフロスが発生しようとブレイクされるのはシールド1枚。少数の大型フィニッシャーで勝負を決めるデッキ相手には強いが、軽い火力を連発するバーンデッキ相手にはかなり分が悪くなる。相手のデッキを見極めた上で唱えよう。
黒のトリプルシンボル6マナと重いが、唱えた時点でのライフの残量を問わず加わるシールドは常に5枚なので「唱えても後の祭りだった」ということも早々ないはず。ライフが残り僅かな時の延命措置としても使えるし、ブレイクされて手札に加わったシールドで逆転の一手を打てるかもしれない。そういった醍醐味もオリジナルのデュエル・マスターズならでは。
一度に大量のライフコストを支払う行為も、シールドを1枚手札に「加える」(捨てるではない)だけで代替可能となる。例えば、Mystery Booster2にも封入されているボーラスの城塞/Bolas's Citadelと組み合わせると、1枚のシールドを手札に加えるだけでライブラリーの一番上のカードを好き放題使えるようになってしまう。共にピックできたとしても、両者ともコストが重いのでうまく決まるのは非常に稀だが、覚えていて損はない。
- ステッカーが貼られているのはリッチの熟達/Lich's Mastery(イラスト)。一単語追加するだけでDuel Masteryというパロディが成立している。
- Mystery Booster 2にはこれ以外にもデュエル・マスターズからBolshack Dragon (Playtest)が参戦している。もともとはシールドを2枚ブレイクできる「W・ブレイカー」能力を持っていたのだが、打ち消し線でオミットされてしまっている。そのためBolshack Dragon (Playtest)にダメージを与えられてもシールドを2枚ブレイクされることはない……と思いきや代わりに二段攻撃を持っているのであんまり変わらない。
ルール
- 敗北条件そのものを書き換える能力ではないので、ライブラリーアウトや毒カウンターによる敗北は防げないので注意。また「ライフが0になったら敗北」もそのままなので、(このカードの特性上とても困難だが)なんらかの方法でライフが0になってもやはり敗北してしまう[1]。
- 対戦相手のこれをコントロールし、ライフロスが発生した場合、相手のシールドを手札に加えることはできないのでこのカードを生け贄に捧げる(=敗北)こととなる。もっとも呪禁を持つこのカードをコントロールをするなぞ、とても難しいことだろう。
- シールドとして追放されたカードは裏向きにするので自分で見ることもできないが、シールドに加えた際に対戦相手に公開する必要もない。
- ライフを回復しても新たなシールドは加わらない。
脚注
参考
- カード個別評価:Mystery Booster 2(R&D Playtest cards)