ブロック制限
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− | [[青]] | + | ブロック制限を持つクリーチャー/与える効果は共に[[青]]・[[赤]]・[[黒]]に多い。[[墓所這い/Gravecrawler]]など、[[墓地]]から何度でも復活できるクリーチャーは無敵の[[ブロッカー]]になることを防ぐためにブロック制限が与えられていることが多い。青の[[飛行]]クリーチャーはしばしば[[High-flying]]を持つ。[[臆病な巨人/Craven Giant|臆病さ]]、[[巨体のゴブリン/Hulking Goblin|愚鈍さ]]といった[[フレイバー]]を表現するために用いられることもある。 |
− | *青は[[攻撃クリーチャー]]を[[ブロックされない|ブロックされなく]] | + | *青は[[攻撃クリーチャー]]を[[ブロックされない|ブロックされなく]]する、すなわち[[回避能力]]の付与という形で間接的にブロック制限をかけることも多い。これらのカードについては[[浸透/Infiltrate]]及び[[霞の外套/Cloak of Mists]]、[[幻影の戦士/Phantom Warrior]]の項を参照。 |
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*赤のブロック制限を加えるカードについては[[気絶/Stun]]及び[[秩序+混沌/Order+Chaos]]、[[グロータグの打つもの/Grotag Thrasher]]の項を参照。 | *赤のブロック制限を加えるカードについては[[気絶/Stun]]及び[[秩序+混沌/Order+Chaos]]、[[グロータグの打つもの/Grotag Thrasher]]の項を参照。 | ||
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+ | ===ルール=== | ||
+ | *ブロック制限は、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の[[ターン起因処理]]において、[[クリーチャー]]を[[ブロック・クリーチャー]]として指定する際にのみ影響する。 | ||
+ | **ブロック・クリーチャーに指定された後でブロック制限が付与されたり、条件付きブロック制限の条件を満たさなくなっても、[[戦闘から取り除く|戦闘から取り除かれる]]ことは無い。 | ||
+ | **ブロック制限の有無に関係なく[[ブロックしている状態で戦場に出す]]ことができる。 | ||
+ | *ブロック制限、および[[ブロック強制]]に矛盾するようなブロック・クリーチャーの指定はできない。ただし、その結果としてブロック強制が無視されることはありえる。詳細は[[ブロック強制]]の項を参照。 | ||
+ | *そのほか、ブロック自体の基本的なルールに関しては[[ブロック]]および[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の項を参照。 | ||
==参考== | ==参考== |
2025年2月13日 (木) 01:03時点における最新版
ブロック制限/Blocking Restriction(または単にRestriction)とは、とはクリーチャーがブロックすることを禁止する効果のこと。
Marauding Boneslasher / 無法の斬骨鬼 (2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ミノタウルス(Minotaur)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ミノタウルス(Minotaur)
あなたが他のゾンビ(Zombie)をコントロールしていないかぎり、無法の斬骨鬼ではブロックできない。
3/3[編集] 解説
戦闘に際して選択肢が限定されるため、あなたのクリーチャーが持つ場合はデメリット、対戦相手のクリーチャーに与える場合はメリットとなる効果。攻撃制限とは対を成す。
ブロック制限を持つクリーチャー/与える効果は共に青・赤・黒に多い。墓所這い/Gravecrawlerなど、墓地から何度でも復活できるクリーチャーは無敵のブロッカーになることを防ぐためにブロック制限が与えられていることが多い。青の飛行クリーチャーはしばしばHigh-flyingを持つ。臆病さ、愚鈍さといったフレイバーを表現するために用いられることもある。
- 青は攻撃クリーチャーをブロックされなくする、すなわち回避能力の付与という形で間接的にブロック制限をかけることも多い。これらのカードについては浸透/Infiltrate及び霞の外套/Cloak of Mists、幻影の戦士/Phantom Warriorの項を参照。
- 赤のブロック制限を加えるカードについては気絶/Stun及び秩序+混沌/Order+Chaos、グロータグの打つもの/Grotag Thrasherの項を参照。
[編集] ルール
- ブロック制限は、ブロック・クリーチャー指定ステップのターン起因処理において、クリーチャーをブロック・クリーチャーとして指定する際にのみ影響する。
- ブロック・クリーチャーに指定された後でブロック制限が付与されたり、条件付きブロック制限の条件を満たさなくなっても、戦闘から取り除かれることは無い。
- ブロック制限の有無に関係なくブロックしている状態で戦場に出すことができる。
- ブロック制限、およびブロック強制に矛盾するようなブロック・クリーチャーの指定はできない。ただし、その結果としてブロック強制が無視されることはありえる。詳細はブロック強制の項を参照。
- そのほか、ブロック自体の基本的なルールに関してはブロックおよびブロック・クリーチャー指定ステップの項を参照。