沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King
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[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[伝説のクリーチャー]]。さすが沼地の王というだけはあり、[[悪魔の角/Demon's Horn]]を内蔵し、[[回避能力]]に[[沼]][[土地渡り|渡り]]までも持つ。さらに、[[色拘束]]が強いとはいえ、5[[マナ]]5/5と[[コスト・パフォーマンス]]も悪くない。レジェンドの伝説のクリーチャーの中ではかなりまともな性能である。 | [[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[伝説のクリーチャー]]。さすが沼地の王というだけはあり、[[悪魔の角/Demon's Horn]]を内蔵し、[[回避能力]]に[[沼]][[土地渡り|渡り]]までも持つ。さらに、[[色拘束]]が強いとはいえ、5[[マナ]]5/5と[[コスト・パフォーマンス]]も悪くない。レジェンドの伝説のクリーチャーの中ではかなりまともな性能である。 | ||
− | + | レジェンドや[[クロニクル]]が[[スタンダード]]で使用可能だった当時、5マナ5/5でボーナス2つデメリットなしというのは破格の性能だった。当時の基本クリーチャーである[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]に一方的に勝て、[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[恐怖/Terror]]で死なないのだから、相当に良いスペックである。 | |
当時これが採用され辛かった一番の理由は[[多色]][[コスト]]であった。今でこそ3[[色]][[デッキ]]は当たり前のように存在するが、当時は2色以上出せる[[トーナメント]]レベルの[[土地]]は[[ペインランド]]と[[真鍮の都/City of Brass]]くらいしかなく、かつ[[黒]]・[[青]]の有力[[カード]]が軒並み[[ダブルシンボル]]以上に集中していたため、この色の組み合わせで3色デッキなど作れる[[環境]]ではなかったのである。 | 当時これが採用され辛かった一番の理由は[[多色]][[コスト]]であった。今でこそ3[[色]][[デッキ]]は当たり前のように存在するが、当時は2色以上出せる[[トーナメント]]レベルの[[土地]]は[[ペインランド]]と[[真鍮の都/City of Brass]]くらいしかなく、かつ[[黒]]・[[青]]の有力[[カード]]が軒並み[[ダブルシンボル]]以上に集中していたため、この色の組み合わせで3色デッキなど作れる[[環境]]ではなかったのである。 | ||
− | *{{ | + | *{{Gatherer|id=1685|イラスト}}は、黒い沼の王らしく極悪そうな格好いい面構え。 |
*かつて、元レベル5[[ジャッジ]][[Jeff Donais]]が現役[[プロプレイヤー]]だった頃、このカードの入ったデッキを[[世界選手権]]に持ち込んだことが知られている。 | *かつて、元レベル5[[ジャッジ]][[Jeff Donais]]が現役[[プロプレイヤー]]だった頃、このカードの入ったデッキを[[世界選手権]]に持ち込んだことが知られている。 | ||
− | *[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]] | + | *[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。再録に際し[[デーモン]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。 |
− | + | **日本語版カードの[[ルール・テキスト|テキスト]]は「1点の[[ライフ]]を得1点のライフを得る」と書かれた[[誤植]]がある。 | |
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− | '''沼地の王ソルカナー'''/''Sol'kanar the Swamp King''は、元々[[コロンドール/Corondor]] | + | '''沼地の王ソルカナー'''/''Sol'kanar the Swamp King''は、元々[[コロンドール/Corondor]]大陸東部Golthonor(ゴルソノア)地方にあるKhone(コーン)の森を守護するスピリットだった。[[ガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihada]]により森が不浄な沼地に変化させられると、堕落してこの姿となった。 |
以来、ディーハダの下僕として働き、”[[ダッコン/Dakkon#黒き剣|黒き剣/Blackblade]]”を振るう。[[ダッコン/Dakkon]]に打ち負かされ黒き剣を失うが、その後もディーハダに従い続けた。 | 以来、ディーハダの下僕として働き、”[[ダッコン/Dakkon#黒き剣|黒き剣/Blackblade]]”を振るう。[[ダッコン/Dakkon]]に打ち負かされ黒き剣を失うが、その後もディーハダに従い続けた。 | ||
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− | *[[Dakkon Blackblade]] | + | *[[Dakkon Blackblade]] ([[ダッコン/Dakkon]]を主役とするアメコミ) |
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*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] | ||
+ | *[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]] | ||
+ | *[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1 | ||
+ | *[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]1 |
2010年9月24日 (金) 11:58時点における版
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
プレイヤー1人が黒の呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得る。
レジェンドの伝説のクリーチャー。さすが沼地の王というだけはあり、悪魔の角/Demon's Hornを内蔵し、回避能力に沼渡りまでも持つ。さらに、色拘束が強いとはいえ、5マナ5/5とコスト・パフォーマンスも悪くない。レジェンドの伝説のクリーチャーの中ではかなりまともな性能である。
レジェンドやクロニクルがスタンダードで使用可能だった当時、5マナ5/5でボーナス2つデメリットなしというのは破格の性能だった。当時の基本クリーチャーであるアーナム・ジン/Erhnam Djinnに一方的に勝て、稲妻/Lightning Boltや恐怖/Terrorで死なないのだから、相当に良いスペックである。
当時これが採用され辛かった一番の理由は多色コストであった。今でこそ3色デッキは当たり前のように存在するが、当時は2色以上出せるトーナメントレベルの土地はペインランドと真鍮の都/City of Brassくらいしかなく、かつ黒・青の有力カードが軒並みダブルシンボル以上に集中していたため、この色の組み合わせで3色デッキなど作れる環境ではなかったのである。
- イラストは、黒い沼の王らしく極悪そうな格好いい面構え。
- かつて、元レベル5ジャッジJeff Donaisが現役プロプレイヤーだった頃、このカードの入ったデッキを世界選手権に持ち込んだことが知られている。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。再録に際しデーモンのクリーチャー・タイプを獲得した。
ストーリー
沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp Kingは、元々コロンドール/Corondor大陸東部Golthonor(ゴルソノア)地方にあるKhone(コーン)の森を守護するスピリットだった。ガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihadaにより森が不浄な沼地に変化させられると、堕落してこの姿となった。
以来、ディーハダの下僕として働き、”黒き剣/Blackblade”を振るう。ダッコン/Dakkonに打ち負かされ黒き剣を失うが、その後もディーハダに従い続けた。
登場作品
- Dakkon Blackblade (ダッコン/Dakkonを主役とするアメコミ)