カードの状態
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トレード掲示板などで用いられるカードの状態を示す語。これらに+、-をつけて細分化する場合もある。また、トーメント以前のFoilカードについては、継ぎ目の有無も併記するのが好ましい。
以下の表現は一般的なものであるため、個人や店舗によって若干異なる場合がある。現物を見ることができないネット上でのトレードや通販などで購入する際はその辺りをよく確認し、トラブルが起きないように注意する必要がある。
元来はスポーツカードに代表されるトレーディングカード発祥の用語。プレイを前提としたトレーディングカードゲームよりもトレードやコレクションに特化している分、カードのコンディションも厳しく細分化されている(例えば印刷がカードの中心から何%ズレているかを表すセンタリングの概念などはトレーディングカードゲームではあまり一般的ではない)。
状態の一覧
基本的な状態
- ジェムミント(Gemmint)
- ミント(Mint、MT)
- ほぼ最高の状態。基本的に鑑定済みのカードに対してのみ用いられるが、トラブルを避けるため、あまり用いられていない。
- ニアミント(Nearmint、NM)
- エクセレント(Excellent、EX)
- グッド(Good、GD)
- プア(Poor、PR)
- 折れている、破れているなどの最悪の状態。ごく一部の稀少なカードを除いてトレードすることはできない。
その他の状態
- エトセトラ(Et Cetera、ETC)
- 水濡れ、日焼け、極度の湾曲など、上記の状態に該当しない状態。他の状態の追加情報として用いられる。
- 例:アンリミテッド版 Black Lotus GD ETC,水濡れ
- プレイド(Played)
- トレーディング・カードゲームのカードに特有の概念。スリーブに入れずにゲームに使用して痛んだ状態を「プレイド(Played)」、逆に未使用のものを「アンプレイド(Unplayed)」という。また、損傷の度合いの軽いものを「ライトプレイド」、重いものを「ヘビープレイド」などという場合もある。この語は、主としてトラブルを避けるため、ゲームでの使用を前提としたカードの提供時に用いられる。コレクションを前提としていないため、他の語に比べて基準が曖昧である。
参考
- トレード
- トレードのしかた
- スポーツカードの整理の仕方(CAP-S)