スタンダード
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スタンダード/Standardとは、公式フォーマットの1つ。構築環境の1つとして分類されている。
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解説
過去2年間で発売された1〜2つの基本セットと2つのブロックから構成され、1年ごとにローテーションする。 「スタン」と略して呼ばれることも多い。
現在最も多くの公式イベントに採用されているフォーマットであり、プレイ人口も多い。
- 1997年1月1日からスタンダードでは制限カードは廃止され、当時の制限カードは全て禁止カードとなった。
1995年1月1日に、公式に制定された。この時の使用可能セットはリバイズド、ザ・ダーク、フォールン・エンパイアの3セットのみ。その後アイスエイジが発売されてからは1つの基本セットと3つのエキスパンションから構成された。1つの基本セットと2つのブロックから構成という、今の状態は1997年7月1日からである。
- 元々は、新規のプレイヤーと初期からのプレイヤーでカード資産の差がついてしまう事を解決するため、「新しめのセット限定」として考え出されたのがスタンダードである。
- 初期の一時期、デッキを作るとき、「フォーマットで使えるカードセットすべてから最低5枚ずつ入れる必要がある」というルールがあった。
- Type2という呼称は、あくまで単なる俗称である。公式にType2とされていた時期は無い。
- カード・プールの狭さから、新たなエキスパンションの影響を強く受けやすい。また、プレイヤーの多さから、カードの需要が変動しやすく、参入の敷居の低さとは裏腹に、勝っていくためには、現在のメタや次のメタ読み取る能力が必要とされる。したがって良くも悪くも競技志向の強いフォーマットとも言える。参入自体にはエターナル環境と比べれば資金は必要ないが、先述の通りメタが変遷しやすい環境であるため、このフォーマットでプレイし続けるためにはある程度お金がかかる。ただ、エターナルなどに比べれば、比較的カードは入手しやすい傾向にある。
- 近年では、運営側がゲーム時間の長期化を嫌ってか、カウンターの大きな弱体化により、純粋なパーミッションが組まれることが比較的少なくなってきている。逆にクリーチャーの質は年々著しく上昇しており、殴り合いが増加。それを対策したコントロールデッキ、コントロールに強いクロック・パーミッション…といったメタ形成となる傾向がある。
現在の使用可能カードセット
2014年2月7日現在、以下のセットに収録されているカードが使用可能である。
禁止カード
なし
主なデッキ・その他
スタンダードの変遷を参照
関連リンク
Standard Week
WotCの公式ウェブマガジン『Daily MTG』では、2012年8月6日から10日にかけて「Standard Week(スタンダード特集)」として、各連載記事でスタンダードに関する特集が組まれた。以下は各コーナーの特集記事。
- Setting The Standard/スタンダードの決定 (Making Magic、文:Mark Rosewater)
- Stand Hard (From the Lab、文:Noel deCordova)
- Zero to Sixty: How to Win in Standard/ゼロからのデッキ構築:スタンダードで勝つ方法 (ReConstructed、文:Gavin Verhey)
- Coloring in Lines (Serious Fun、文:Adam Styborski)
- Standard Bearers (Top Decks、文:Mike Flores)
- Ah Yes. Very Standard./まさしくスタンダードだ (Latest Developments、文:Zac Hill)