世界の荒廃/Global Ruin
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基本土地タイプが最大で5種類そろっていれば、5枚残せるのが魅力。また、基本土地タイプを持たない土地をまとめて除去できるため、その採用率が高い環境下では多色デッキであってもある程度の威力を発揮する。
これをハルマゲドン/Armageddonの代わりに使用したビートダウンデッキが組まれたこともある。集団監禁/Collective Restraintとの組み合わせは凶悪であり、一種のプロパゲドンである。
- 破壊ではなく生け贄に捧げるので、ダークスティールの城塞/Darksteel Citadelなども墓地送りにできる。
- これがスタンダードだった時期と比べ、のちのこれが使用可能な環境では、デュアルランドやショックランドの採用率も高く、基本的には多色化に比例してリセット効果も落ちていくカードと言えるが、それでも基本土地タイプを持たなければ一網打尽という点は、決して侮れない。
ルール
効果が多少分かりにくいが、ざっくり言えば「それぞれのプレイヤーが、"基本土地タイプとして平地を持つ土地"をコントロールしていればそこから一つだけ選び、これを同様に島・沼・山・森と繰り返す。その後、選ばなかった土地をすべて生け贄に捧げる。」というものである。
- このカードが参照するのは「基本土地タイプ」(サブタイプ)であって、「基本」(特殊タイプ)であるかは参照していない。基本でない土地であっても、それが基本土地タイプを持つものであればその基本土地タイプとして選ぶことができる。
- 例:神聖なる泉/Hallowed Fountainは基本土地タイプの平地と島を持つので、平地としても島としても選ぶ事ができる。
- 例:ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothが戦場に出ていれば、いずれの土地も沼として選ぶ事ができる。
- 基本土地タイプを持たない土地は選ぶ事ができないため、すべて生け贄に捧げられる。
- この土地を選ぶ処理は対象を取っているわけではないので、被覆や呪禁は無関係である。