炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary
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同系統の能力を持ったウラブラスクの僧侶/Priest of Urabraskに比べて、唱えやすさと純粋なクリーチャーとしてのマナレシオで大きく勝っており、通常のウィニーデッキなどでの運用にも十分耐える。とは言え、後続が呼び出せないと単なる熊であり、生み出すマナが同じ色のマナ2点ではなく(赤)(緑)の異なる色マナを1点ずつという部分も少し癖がある。マナフィルターとして機能する場合もあるが、赤および緑のダブルシンボルと併用する際はネックになる事もあるなど、デッキ構築と唱えるタイミングには気を配りたい。
スタンダードでは、ステロイドやナヤ、ジャンドといった、赤緑が入る高速ビートダウンデッキにおいて、序盤の展開力を高めるために採用された。人間であるため教区の勇者/Champion of the Parishともシナジーがあり、Naya Blitz(ナヤ人間)においても重要な戦力。また、人間リアニメイトではコンボパーツにもなった。信心システムとも相性が良く、テーロス・ブロック参入後は、赤単信心、緑単信心、およびその派生デッキの爆発力に貢献している。
モダンにおいても採用され、特にNaya Blitzで起爆力の中核を担う。
- 2マナ支払って2マナが出るため、よく無限コンボのパーツになる。たとえば大蛇の葉詠み/Orochi Leafcallerなどのタップ無しで青マナへ変換できるマナフィルターと、狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigatorがいれば無限明滅。クリーチャーが戦場に出るたびに誘発する能力と組み合わせれば無限コンボの完成。
- モダンマスターズ2017にてコモンで再録。Pauperで使用可能となった。