イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy

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ラヴニカのギルドで登場した二枚目のラル・ザレック/Ral Zarek。

忠誠度能力は、デッキの上から二枚を見て一枚を手札に加えるタイプのドロー、クリーチャー限定火力、インスタント・ソーサリーに反応してダメージとドローを誘発する紋章の獲得。

+1能力

選ばなかったほうを墓地に置く手練/Sleight of Hand。

堅実にハンド・アドバンテージを稼げ、しかも墓地を肥やせる優秀な効果。

ラルの属するイゼット団/The Izzetのメカニズムである再活や、自身の小マイナス能力ともシナジーを持つ。

-3能力

標の稲妻/Beacon Bolt。

多くのインスタント・ソーサリーを墓地に落とせて（あるいは追放して）いれば青赤というカラーリングには貴重な確定除去のように振る舞う。

その一方で墓地が肥えていない序盤やそもそもインスタント・ソーサリーをあまり採用していないデッキでは十分な力を発揮できない。

唱えることでカードを墓地に溜めてもいいが、十分に活かすなら自身のプラス能力や同エキスパンションに共存する諜報などで墓地を肥やしておきたい。

-8能力

インスタント・ソーサリーを唱えるたび、任意の対象に4点ダメージと2ドローを誘発する紋章を得る。

あらゆるインスタント・ソーサリーに火力が付き、しかもドローで後続を引き込むことができるため高い爆発力を誇る。

軽量呪文の多いデッキで発動に漕ぎ着ければ対戦相手を一瞬で焼き尽くすことも夢ではない。

その一方で、手札がすでに切れている状況やそもそもインスタントやソーサリーをあまり採用していないデッキではほぼ何もしない能力となる。

発動のタイミングや採用するデッキには注意が必要となる。

プラス能力は汎用性が高く、質の高いドローを継続的に行うことができる。

反面2つのマイナス能力は、インスタント・ソーサリーの少ないデッキではほぼ役に立たない。

プラス能力だけを目当てに採用するのも悪くはないが、やはり青赤コントロールのようなインスタント・ソーサリーの比率の高いデッキで採用したい。

関連カード

• ラル・ザレック/Ral Zarek
• イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy
• 嵐を呼ぶ者、ラル/Ral, Caller of Storms
• 嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit
• モンスーンの魔道士、ラル/Ral, Monsoon Mage - 力線の神童、ラル/Ral, Leyline Prodigy
• 轟く機知、ラル/Ral, Crackling Wit

サイクル

テンプレート:サイクル/ラヴニカのギルドのギルド指導者

ストーリー

詳細はラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)を参照。

参考

• イゼット団/The Izzet League（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：ラヴニカのギルド - 神話レア