奔放の神殿/Temple of Abandon
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戦場に出るだけで占術1を行えるのは地味ながら優秀。前のめりな構成になりやすい赤緑ビートダウンや赤緑白ビートダウンではタップインのデメリットは痛いが、ドムリ・ラーデ/Domri Radeとのシナジーがあるのは評価点と言える。スタンダードでは貴重な2色土地であり、踏み鳴らされる地/Stomping Groundに次ぐ赤緑土地としてよく使われることになるだろう。
関連カード
サイクル
テーロス・ブロック初出の神殿サイクル。性能についての詳細は神殿の項を参照。基本セット2020と基本セット2021では対抗色の5枚が、テーロス還魂記では友好色の5枚が再録された。
- 啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment (白青)
- 欺瞞の神殿/Temple of Deceit (青黒)
- 悪意の神殿/Temple of Malice (黒赤)
- 奔放の神殿/Temple of Abandon (赤緑)
- 豊潤の神殿/Temple of Plenty (緑白)
- 静寂の神殿/Temple of Silence (白黒)
- 天啓の神殿/Temple of Epiphany (青赤)
- 疾病の神殿/Temple of Malady (黒緑)
- 凱旋の神殿/Temple of Triumph (赤白)
- 神秘の神殿/Temple of Mystery (緑青)
ストーリー
奔放の神殿/Temple of Abandonは、赤緑の神を祀る神殿。テーロスの時代には赤緑の神は存続しておらず、神殿は空位となっていた。
テーロス版のイラストには集会所と誰もいない玉座が描かれており、その周りの背景からかろうじて神殿と呼べるような状態となっている。カード名は赤緑の神が司っていたであろう「奔放(abandon)」の他に、赤緑の神が今では捨て去られた(abandoned)存在であることを暗に仄めかしている[1]。
続編のテーロス還魂記では、本来の赤緑の神であるクローティス/Klothysは死の国/The Underworldに封じられたタイタン達を監視するために神々の座を離れていたことがわかった。こちらで収録された際のイラストでは、角に糸と、彼女を連想させる装飾がされている。
参考
- ↑ A Voice for Vorthos(Doug Beyerのブログ 2014年1月15日)