ダブリエル・ケイン/Davriel Cane
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ダブリエル・ケイン/Davriel Caneは小説『Children of the Nameless』で登場したキャラクター。カードとしては灯争大戦のはぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmageが初出。
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解説
出身次元/Plane不明の人間/Humanのプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。悪魔信者/DiabolistにしてDemonologist(悪魔学者)。
滑らかなオールバックに口ひげを蓄えた男性(イラスト)。人前に出る際は悪魔を模した仮面に黒い外套を羽織る。仮面はChildren of the Namelessでは黄金だが、灯争大戦では黒でありデザインも違う(イラスト)。服装や調度品には気を使い、ワインや紅茶を好む瀟洒な人物。進んで他人を虐げはしないが、敵対する者には容赦しない。
デーモン/Demonやデビル/Devilと契約し使役するほか、他人の精神から魔法や才能を盗む魔法を得意とする。奪った力はある程度の回数しか使用できない。
経歴
Children of the Nameless
ダブリエルはイニストラード/Innistradにてガヴォニー/Gavonyのある一帯の領主の吸血鬼/Vampireを排し成り代わり、イニストラードの悪魔の研究をしていた。ある夜、領主の館に人間の少女が忍び込みダブリエルを殺そうとする。少女、Tacendaは自分の村の住民はダブリエルの操る霊/Geistに皆殺しにされ、その復讐に来たと主張するが、ダブリエルは自らの仕業で無い事を説明しTacendaを追い出そうとする。しかしその会話の中で魂を抜かれた村民はまだ助けられる方法があると知ったTacendaは、領主ならば住民を助ける義務があるとダブリエルを説得し、最終的には協力してくれなければ自分は霊になってでも村民を皆殺しにした領主がいると聖戦士/Cathar達に言いふらすとダブリエルを脅迫する。こうして、ダブリエルはその土地の古い信仰である"The Bog"に関わる事件に巻き込まれることになる。
灯争大戦
次元間の標/Interplanar Beaconによってラヴニカ/Ravnicaに呼び出されたプレインズウォーカーの一人。Magic Story版の背景小説ではデーモンのプレインズウォーカーであるオブ・ニクシリス/Ob Nixilisに興味を示していた。
登場
登場カード
カード名に登場
イラストに登場
登場作品・登場記事
- War of the Spark: Ravnica(小説)
- War of the Spark: Ravnica – Rallying the Reluctant/ラヴニカ:灯争大戦――結束という難問(Magic Story 2019年5月22日 Greg Weisman著、「細い口髭のプレインズウォーカー」として)
その他
ストリクスヘイヴン:魔法学院やイニストラード:真紅の契りに登場する案があったが、ストーリーの関係からどちらも他の黒いプレインズウォーカー(リリアナ/Liliana、ケイヤ/Kaya)に置き換えられることとなった[1][2][3]。
脚注
- ↑ School's in Session/学院、開講中(Making Magic 2021年4月12日)
- ↑ Odds & Ends: Strixhaven, Part 1/こぼれ話:『ストリクスヘイヴン』 その1(Making Magic 2021年5月3日)
- ↑ The Here and Vow, Part 2/今ここにある『契り』 その2(Making Magic 2021年11月22日)