西門の主/Westgate Regent
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Westgate Regent / 西門の主 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行
護法 ― カード1枚を捨てる。(このクリーチャーが対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーがカード1枚を捨てないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。)
西門の主がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、これの上にその点数に等しい数の+1/+1カウンターを置く。
死滅都市の執政/Necropolis Regentの小型リメイク版で、さらに護法を得ている。カード名にも同じRegentが入っている。
あちらより軽くなった割にクロックの速度で見れば4→8→16と、ライフ20点を削り切るのに必要な攻撃が三回なのは性能として同等。除去を受けたとしても対象を取るものであれば、護法により1:2交換をしているのでアドバンテージ面で優位に立つことができる。
上記のようにポテンシャルは高いのだが、登場時のスタンダードは比較的速い環境であるため、重い上に出たターンに何もしないこのクリーチャーを無計画に採用しても準バニラ程度の力しか発揮できない。初期サイズが一回りダウンした分、最初の攻撃が通せないケースもまま増える。護法を最大限生かすことができるよう手札破壊や打ち消しで相手のリソースを枯渇させるなど、デッキ単位で西門の主をサポートする必要があるだろう。
リミテッドでは回避能力とサイズで素早く勝負を決めることができるボムレア。黒には宝物を生成するカードが多く存在するため、早い段階で出しやすい点も魅力的である。
- コストがカードを捨てることである護法はこのカードが初。
- 過去には無色の現実を砕くもの/Reality Smasherで類似能力が使用されていた。
- 日本語版では西門と訳されているウェストゲート/WestgateはD&Dに登場する地名。フェイルーン大陸の中央部を占める内海「落星海」の西岸、ドラゴンコースト地方に所在する巨大犯罪都市であり、「何でもあり、あらゆるものに値札が付く」との悪評で知られる。