テゼレットの報い/Tezzeret's Reckoning
提供:MTG Wiki
MTGアリーナ専用カード
Tezzeret's Reckoning / テゼレットの報い (1)(青)インスタント
あなたのライブラリーからカード3枚を無作為に選び、裏向きで追放し、見る。それらのカードが追放され続けている限り、あなたはそれらのうち1枚をプレイしてもよい。
ライブラリーから無作為に選ばれたカード3枚のうち1枚をプレイできるインスタント。
プレイするまで選択を延期できる予期/Anticipateのようなもので、手札に加わらないので手札破壊で対処されない一方、ライブラリー操作と組み合わせて狙ったカードを引き込むことは出来ず、魂なき看守/Soulless Jailerなどでプレイを制限されるといったデメリットもある。1枚使ってプレイできるのは最大1枚のため、単純なカード・アドバンテージにはそのままだと繋がらないが、選択肢の拡大というのは見た目よりも優秀。対戦相手には何が追放されているかバレないというのも大きく、打ち消しを擁する青というのもあって、有効札を持って来れなかったとしても、プレイの権利を後回しにしておくだけで一定のブラフとして機能する。
土地も持ってくる可能性もあり、通常のデッキであれば期待値として1枚は入ってくる可能性が高い。マナスクリューにも対処しつつ、その後順調に土地を引けたら他のカードをプレイする、といった使い方もできる。
- ルール・テキスト自体はテーブルトップでも実現可能ではあるが、「ライブラリーから無作為に選ぶ」行為をシャッフルせず実現するためには100面ダイスなど特別な補助物品を用意する必要があり、処理の手間も煩雑で現実的ではない。仮にライブラリートップから3枚にしたとしても、裏向きの中から1枚だけプレイ可能というのは記憶問題などもあってミスにつながる可能性がある。MTGアリーナ専用カードというのも納得。