V.A.T.S./V.A.T.S.

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同タフネスのクリーチャーを好きなだけ破壊できる刹那インスタント。

打ち消しや破壊不能の付与、バウンスでの対処を許さずインスタントという強みもあるが、マナ総量が同じ黒の除去には滅び/Damnationやもぎとり/Mutilateなど、より自由度の高い全体除去が存在している。これを採用するのであればまず自分の戦場を巻き込まずに済む点、および青に強い除去である点を差別化要素としていきたい。他には対戦相手のクリーチャーのタフネスを特定の数字に変換する手段と併用するのも手。例えば平面の敵/Flatlineと組み合わせつつタフネスが1のクリーチャーを採用しないでおけば、+1/+1カウンターなどで恒久的な強化を受けているクリーチャー以外を纏めて破壊できる。この場合、タフネスが同一という条件はこれが対象を取る際の制限のため、こちらを唱える前にタフネスの変更を解決しておく必要はある。

また対象の制限があるというだけで、1:2以上の交換を狙うだけならば特に工夫が無くとも難しくは無い。統率者戦は元々シングルトンなので、単に自分を巻き込みづらい大規模な除去として採用することも考慮はできるだろう。

• 刹那があるため通常は対応してアクションを行うことは出来ないが、表向きにするなどスタックに乗らない手段で対象にしたクリーチャーのいずれかが異なるタフネスになっていた場合、その全てが不正な対象となり対象不適正によって立ち消え、全て破壊を逃れることになる。裏向きのクリーチャーを狙う際はマナが浮いてない時など、対処される危険が小さい状況で狙いたい。

参考

• カード個別評価：Fallout統率者デッキ - レア