服部半蔵トロン
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服部半蔵トロン(Hattori-Hanzo Tron/URzatron)は、ウルザランドを利用した青赤のコントロールデッキ。大量のマナを背景にボードコントロールを行う。
ミラディン・ブロックが去り、主要パーツの多くを失ったため鳴りを潜めていた青単トロンであったが、神河ブロックのビッグ・ブルーの要素を取り入れて復活。
序盤はカウンターをしながら時間の把握/Telling Timeなどでウルザランドを揃え、連絡/Tidingsによる大量ドローから重量級フィニッシャーを繰り出す。赤が入っているのは紅蓮地獄/Pyroclasmによる全体除去に加え、最終兵器の猛火/Blazeを使用するため。
横浜で開かれた世界選手権05にて南アフリカ勢が使用し、初日全勝を飾ったことで注目を集めた。
- デッキ名の由来は「日本と言えば忍者、忍者と言えば服部半蔵」という発想から来ているそうだが、忍者は入っていない。
- 火遁の術や仲間とこっそり連絡を取るイメージをすると忍者のようなデッキと言えなくも無い。
- ちなみに実際の服部半蔵は、忍者というより武士だったとか。
The Finals05でも中村修平氏がこれを使い、決勝戦まで勝ち上がっている。またプロツアーホノルル06では、マナ・ソースを中心にギルドパクトのカードをふんだんに追加したイゼットロンがベスト8入りを果たしている。
サンプルレシピ
- ディミーアの印鑑/Dimir Signetはサイドボードの黒いスペルを使うのにも役立つ。
- 中村氏のバージョンには、サイドに伍堂型けちコンと同様の山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlordギミックも仕込まれていた。