デモコン理論
提供:MTG Wiki
デモコン理論とは、「ライブラリーを最後まで使い切らないデッキならばどの道使わずに終わってしまう無駄ライブラリーが発生するので、いくらかライブラリーが削れたって全く問題は無い」と言う考え方。ライブラリーにおけるスーサイドとも言える。
デモコンとはご存知Demonic Consultationのことだが、この理論を最初に世に知らしめるきっかけとなったのはオークの司書/Orcish Librarianである。このカードを使ったスライが成績を残した事で、ライブラリー操作の重要性と、ライブラリーが削れるというリスクはそんなに厳しいものではないと言う認識が広まったのである。
特定のキーカードが存在するデッキの場合は話が変わってくるが、キーカードが特に存在しないビートダウンデッキなどの場合、ライブラリーの上から30枚も下から30枚も内容的に殆ど変わらない。また、特定のキーカードが存在するデッキでも、ライブラリーを削る場合と削らない場合でキーカードを引く確率は変化しない(ただし、削る前と削った後では変化する)。従って、Demonic Consultation一発でライブラリーが30枚消し飛んだとしても、それらはゲームが終わるまでライブラリーの底で無駄になるはずだった、あってもなくても変わらないカードも同然なのである。
- 当然だが、ピットサイクルやプロスブルームの様にライブラリーのカードを全部引ききる事が前提になっているデッキでは通用しない理論である。
- 初心者はライブラリーが削れるというデメリットを毛嫌いする傾向にある。弧炎撒き/Arc-Slogger等にも似たような事が言えるが、Demonic Consultationを使いこなす第一歩は「ライブラリーが削れる恐怖を克服する事」だ。