ハンド・アドバンテージ
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ハンド・アドバンテージ(Hand Advantage)とは、手札の枚数におけるアドバンテージ(優位性)のこと。
手札が多ければ多いほど、行動に関して選択肢が増えるので、有利であると考えられる。カード・アドバンテージと類似の概念であるため、あわせて考えられることが多いが、非公開情報を増やすことで対戦相手へのプレッシャーを高めるという意味合いもある。
さらに、手札の枚数だけでなくその質も含める場合がある。例えば、目録/Catalogは手札の枚数は変わらないが、ドローを先取りし、その時不要なカードを有用なカードに変えられるため、「ハンド・アドバンテージを得た」と考えることになる。あるいは、不要なカードが手札にあることで「失っていた」ハンド・アドバンテージを、必要なカードと入れ替えることで「取り返した」とも考えられる。現実的には常に100%の手札を維持することは不可能なのだが、可能な限りそれを目指すことには価値がある。
また、例えば上天の閃光/AEther Flashを出すことで相手の手札にあるウィニーを腐らせることで「潜在的なハンド・アドバンテージを得た」と考えることができる。(デュエリスト・ジャパンvol.1参照)
- 枚数を犠牲にする(入念な研究/Careful Studyなど)カードで、手札全体の質を高めるというのは、相当に限られた場合でのみ可能。カード1枚1枚に役割がある以上、余程無意味なカードが手札に溜まらない限り、枚数が減少する損害が大きいためである。