森での迷子/Lost in the Woods
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相手の攻撃を牽制するエンチャント。攻撃クリーチャー毎にライブラリーの一番上を公開し、それが森ならば戦闘から取り除く。カード名の通り、クリーチャーを深い森に迷い込ませるイメージを表現したカード。
設置後は対戦相手の攻撃クリーチャーが何体でもマナはかからず、ファッティだろうが回避能力持ちだろうが関係なく止めて戦闘を撹乱できる点は強力。しかし仮に緑単色デッキであったとしても成功確率は高々1/3程度で、複数枚張れば可能性は上がるが、それでも完封できるわけではないので心許ない。
5マナかかる割には使える場面が限定的。専用デッキを作るにしても、緑単色ではライブラリー操作は難しく、他の色を混ぜれば攻撃を止められる可能性が下がる。何より、このカードだけでは勝ちに繋がらない点、エンチャント破壊に対して無力な点などから、デッキの中心に据えるには力不足。構築では入る余地は無いだろう。
クリーチャーでの戦闘がメインになるリミテッドでは構築よりも利点が目立つが、イニストラード・ブロックのリミテッドは三色以上のデッキになりやすいため、意識した構築ができなければ必然的に成功率は低下する。とはいえ、レアな上に直接的な勝ちに繋がらないこのカードを中心にデッキを作るのも難しい。
- プロツアー「闇の隆盛」のブースター・ドラフトで『このカード+森40枚少々』なる驚愕のデッキテクニックが登場した。相手のクリーチャーの攻撃を完封し、デッキ切れ勝利を目指すという物。もちろん、このカードを引けなくても、破壊されても詰んでしまうので、そこは割りきろう。