大いなるガルガドン/Greater Gargadon

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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Greater Gargadon / 大いなるガルガドン (9)(赤)
クリーチャー — ビースト(Beast)

待機10 ― (赤)
アーティファクト1つか、クリーチャー1体か、土地1つを生け贄に捧げる:大いなるガルガドンから時間(time)カウンターを1個取り除く。大いなるガルガドンが待機状態であるときにのみ起動できる。

9/7

待機中にパーマネント生け贄に捧げることで、自身の時間カウンターを取り除く能力を持つファッティ

待機するためのコスト軽く戦闘除去によりを離れることが確定したクリーチャーなどを生け贄にすればカード・アドバンテージを失うことなく時間カウンターを減らせるので、「待機10」の割には早いターンに出すことが可能である。 モグの戦争司令官/Mogg War Marshalのような単体で複数のパーマネントを生み出すカードと組み合わせれば更に加速できる。 待機によって得られる速攻も巨体にマッチして強力で、一気に10枚のパーマネントを生け贄に捧げ、1マナから捨て身の奇襲を行うことも不可能ではない。

能動的に自分のパーマネントを生け贄にできるという点もポイントであり、多くのシナジーを形成する。 この手のカードとしてコストが安く生贄可能な範囲が広い上、起動にマナも使用しない点から場のカードを墓地に送るエンジンとして非常に優秀。 ただしというの特性から、エンチャントを生け贄には出来ない点には注意が必要である。

また、場に出るタイミングをある程度コントロールできるため、全体除去との相性がよい。 「リセットに巻き込まれる自分のパーマネントをあらかたこれの生け贄に→無人の荒野にこれが1体」という強力なコンボを狙うこともできる。

上記のようなシナジーやコンボを主軸としたデッキの他、待機コストの軽さからウィニースライなどの速いデッキにも採用される。 戦闘ダメージの処理や除去に対応してクリーチャーを生け贄にしつつターンを消化していけば、ちょうど息切れしてきた頃に場に出るのである。 更に、前述のように相手の全体除去に対する耐性も期待できる。

クリーチャーのぶつかり合いが中心の環境であるリミテッドにおいても、デッキの動きを阻害せず利用できる優秀なフィニッシャーである。

パーマネントを生け贄に捧げる能力と、[[1]]がパワーより2小さい点が共通である。 →参考:Card of the Day - Thursday, March 29, 2007 ただし「Lesser」と「Greater」がそれぞれ「レッサー」と「大いなる」と訳されているため、英語版のカード名上の統一感は失われてしまっている。

こうなると、氏の発言にある「超新星の僧侶」や「ブラックホールの魔道士」も期待してしまいたくなる。

参考

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