デーモン
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デーモン/Demonは、クリーチャー・タイプの1つ。
初出はリミテッド・エディションの奈落の王/Lord of the PitとDemonic Hordes。黒の大型クリーチャーの代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があったクリーチャーである。後にクリーチャー・タイプが変更されたものを除けば、基本セットでは第6版から第8版まで、拡張セットではアライアンスからジャッジメントまでには収録されなかった。オンスロート以降は各ブロックごとに少なくとも1枚のデーモンが収録され、基本セットでも基本セット2010以降は毎回新規のデーモンが登場している。特に神河ブロックでは11体ものデーモンが追加され、一気に数を増やした。イニストラード・ブロックでも11体のデーモンが追加され、特にアヴァシンの帰還では初めてコモン枠のデーモンが追加された。
基本的には黒単色だが、他の色を含む多色にも存在するため各色に存在する。赤単色のデーモンも2体存在する。
例外はあるが、カードデザインの段階でコントローラーを傷つけるようなメカニズム的欠点をつけるようにしてある。(参考)
部族カードは神河ブロックとイニストラード・ブロックに多い。
デーモン・トークンを出すカードはBoris Devilboonや悪魔の顕現/Demonic Risingなどがある。
伝説のデーモン・カードは基本セット2015現在17枚存在する(「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索)が、烏羅未の墳墓/Tomb of Uramiの能力で戦場に出る烏羅未/Uramiを含めると18体存在することとなる。
ストーリー
マジック:ザ・ギャザリングにおいて、悪魔の定義は「人々の魂の邪悪な部分が物理的な形を取ったもので、非常に心のねじれた人間が死ぬ時に黒マナの噴流によって形を成す」となっている。
神河の世界では「鬼/Oni」がこのクリーチャー・タイプになっている。 彼らには額に3つ目の目が描かれており、スピリットのタイプを併せ持つ。日本で一般的に知られる「鬼」とは若干設定が異なるようだ。また、神河ブロックではオーガを参照するものが何体か存在する。
イニストラード/Innistradでは純粋な黒マナからなる存在で、デビルを従える。
参考
- 悪魔だ! デーモンだ! 泥紋駄!―黒最大最悪のクリーチャー・タイプの表現(米Wizards社)
- 悪魔はどこへ行った?―今回はデーモンの話(米Wizards社)
- 三番目の眼について →Third eye of Oni
- サブタイプ「デーモン(Demon)」で検索
- 「デーモン(Demon)」でテキスト検索
- クリーチャー・タイプ解説