究極の価格/Ultimate Price
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混成カードも含めて多色クリーチャーの多いラヴニカへの回帰ブロックにはいまいち合っていないが、それでも対象範囲は比較的広く、悪くない性能。登場時のスタンダードではジャンドミッドレンジやエスパーコントロールの単体除去候補の1枚となっていた。テーロス・ブロックの参入後は単色デッキの増加が追い風となり、黒単信心などで引き続き使われている。
- 無色のクリーチャーは単色ではないため、対象に取れない。
- 喉首狙い/Go for the Throatと比較すると、あちらは多色クリーチャーや無色のエルドラージを、こちらは有色かつ単色のアーティファクト・クリーチャーを破壊できる。環境にもよるが、多くの場合こちらの方が劣ってしまうだろう。
- カード名の「Price」は「価格」と訳されているが、クリーチャーの破壊という効果や(ラヴニカへの回帰版の)フレイバー・テキスト(後述)を見るに、ここでは「代価・代償」の意であろう。カード名に「Price」が含まれる先例は2つあり、いずれも「代価」と翻訳されている。誤訳ではあるが、金銭を信じるオルゾフ組/The Orzhov Syndicateらしい訳とも言える。
「俺達への支払いを怠ったらどうなるか、こいつを戒めとしようじゃないか。」― オルゾフの暗殺者、「欺し屋」