苗木
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苗木/Saprolingとは、クリーチャー・タイプの1つ。クリーチャー・トークンにのみ使われているクリーチャー・タイプ。
Nemata, Grove Guardian / 木立ちの守護者ネマタ (4)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk)
伝説のクリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk)
(2)(緑):緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
苗木を1体生け贄に捧げる:苗木クリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
概要
初出はフォールン・エンパイアでサリッド/Thallidなどから出るクリーチャー・トークン。インベイジョン・ブロック、ラヴニカ・ブロック、時のらせんブロック、アラーラの断片ブロックなどでもこのトークンを出すカードが多数収録された。
はじける子嚢/Saproling Burstから出るトークン以外は共通して緑の1/1バニラ。
ファンガスやツリーフォークなどと繋がりが深い。ロードは古木のヴァーデロス/Verdeloth the Ancientとセロン教の隠遁者/Thelonite Hermit。Elvish Farmerや木立ちの守護者ネマタ/Nemata, Grove Guardianなど、苗木を生け贄に捧げる事をコストとする起動型能力を持つものが多い。苗木と森を互いに同じ土地・クリーチャーに変える生命と枝/Life and Limbという変り種もある。執念深い群衆/Vindictive Mobは苗木にはブロックされない能力を持つ。
- 苗木に変化させるカードは前述の生命と枝がある。
- 一度に大量に出現させる事ができるカードが多く、コンボパーツとして利用されることも多い。
ストーリー
サリッド/Thallid (ストーリー)のページを参照。
"saproling"は"sapr(o)-"(「腐敗した」)、"-ling"(「~に属する人・生き物」)を組にした造語。「苗木」とはかなり悩み抜いた訳であろう。ただし、「苗」を意味する"sapling"と勘違いしたという説もある。イラストから推測するに、勘違い説の可能性は高そうである。
- Magic Onlineで使われているトークンやプレイヤー褒賞プログラムプロモのイラストは、どうみても苗木という可愛らしいものではなく、グロテスクな怪物である。一部のカードで使われている「菌獣」という訳語のほうがしっくりくる。
- 一方、ラヴニカ:ギルドの都でセレズニアが使う苗木は煌く水晶体を包んだ動き回る植物で、こちらは「苗木」という訳がピッタリくる。(Ravnica Style Guide: Saprolings)