赤茶単アカデミー
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赤茶単アカデミー(Artifact Red Academy)
MoMaの冬の真っ直中であった1998年末に作られたアンチMoMaデッキの一つ。 そのまま「アンチMoMa赤茶単」と呼んだ方が通りがいいかも知れない。 The Finals98で石田格氏が使用した。
アーティファクト
魔力の櫃はあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうしたなら、魔力の櫃をアンタップする。
あなたのドロー・ステップの開始時に、魔力の櫃がタップ状態である場合、それはあなたに1点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。
ソーサリー
この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(1)多くなる。
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち望む数を対象とする。火の玉はそれらにそれぞれ、X点を端数を切り捨てて均等に割った点数のダメージを与える。
当時のデッキには、相手のトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyを封じるためだけにトレイリアのアカデミーを4枚積みするものも多かったが、このデッキは軽いマナ・アーティファクトを並べてMoMaと同じようにトレイリアのアカデミーを利用している。 そうして生み出された大量のマナからさらにアーティファクトを並べ、最終的には火の玉/FireballなどのX火力で勝負を決める。
上記の説明や下記のデッキリストを見てもらえればわかるが、後に世界選手権99を征した赤茶単とはだいぶ異なる。
- また、同じ時期に作られた同じ茶単のアンチMoMaデッキとして、デレロー/Derelorや陰極器/Cathodion、愚鈍な自動人形/Mindless Automatonを主力とした「黒茶単アカデミー」が存在する。
こちらはThe Finals98で中村聡氏が使用した。
サンプルレシピ
- 備考
- The Finals98ベスト8
- 使用者:石田格
- フォーマット
aligen="center" | LEFT: | |
メインデッキ (60) | ||
クリーチャー (4) | ||
4 | 陶片のフェニックス/Shard Phoenix | |
インスタント・ソーサリー (15) | ||
3 | 地震/Earthquake | |
4 | 火の玉/Fireball | |
4 | 火葬/Incinerate | |
4 | ショック/Shock | |
エンチャント・アーティファクト (18) | ||
4 | 魔力の櫃/Mana Vault | |
4 | 呪われた巻物/Cursed Scroll | |
4 | 無のブローチ/Null Brooch | |
2 | ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor | |
4 | 通電式キー/Voltaic Key | |
土地 (23) | ||
15 | 山/Mountain | |
4 | 不毛の大地/Wasteland | |
4 | トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy | |
サイドボード | ||
1 | 地震/Earthquake | |
4 | 紅蓮破/Pyroblast | |
2 | 破壊的脈動/Shattering Pulse | |
4 | 溶融/Meltdown | |
4 | ボトルのノーム/Bottle Gnomes |
アンチMoMaだけあって、MoMa対策カードが満載である。自分にも被害が及ぶ溶融/Meltdownまで入っている。 また、MoMa対策以外は陶片のフェニックス/Shard Phoenixやボトルのノーム/Bottle GnomesなどのアンチMoMa筆頭であったウィニーへの対策カードが入っている。