ダリアン/Darien
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ダリアン/Darien
キイェルドー国王ダリアン(King Darien of Kjeldor)。
氷河期末期のキイェルドー/Kjeldor最後の国王。先代女王の逝去により若くして国王となる。 赤味がかった金髪、細身だが決して痩せてはいない。自ら剣を振るって暗殺団と戦えるだけの技量もある。20余年後、娘も結婚した後の姿はこちら。
優柔不断で弱腰の国王との風評だが、それは若さゆえの経験不足に過ぎず、実際は聡明な人物である。事実、ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgaldの離反後は、めきめきとその実力を現していった。また、王子時代にもその片鱗は窺え、疫病に苦しむバルデュヴィアの部族にLord Zaraya(ザライア卿)ら騎士を派遣している。
- アメコミではPrince Darian表記。
2934ARのキイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorでは、キイェルドー軍総責任者として指揮を執るだけにとどまらず、前線でストロームガルド騎士団の将軍ハーコン/Haakonの部隊と戦ってもいる。
キイェルドーの戦い以後、二度結婚しているが、その二度とも相手と死別している。 最初の結婚は政略結婚であるが、一人娘Alexandrite(アレクサンドライト)を授かる。 恋愛の末に再婚するが、公より私事を重んじたこの再婚はヴァーチャイルド将軍/General Varchild反乱のきっかけともなったと言われる。
キイェルドーの戦いから”雪解けの時”/The Thawにかけて、頼みの綱の王室魔道師グスタと忠臣ヴァーチャイルド将軍を失う。魔術と軍事それぞれの辣腕の統轄者を欠いた痛手は大きく、疫病が蔓延し、水没しつつある自国への対処がままならなくなっていった。自国の危機を乗り切るためバルデュヴィア/Balduviaとの同盟を推し進めた結果、両国の統一国家新アルガイヴ/New Argive建国に到った。新アルガイヴの初代女王は愛娘アレクサンドライトである。
歴史上のダリアン王
キイェルドー王家にはダリアンという名前の国王が複数存在する。後世の歴史家にとっては厄介な問題である。 ダリアン王の一例
- ダリアン一世/Darien the First
- 大王ダリアン(Darien the Great)。善良王ダリアン(Good King Darien)とも呼ばれる。
- 禿頭王ダリアン(Darien the Bald)。善良王の孫。
- 愚王ダリアン(Darien the Foolish)。禿頭王の子。
- 小説で一度だけ「善良王(Good King)」と呼ばれたことから、キイェルドー最後の国王ダリアンを大王ダリアンと同一人物とする説がある。
訳語 [#translate]
コールドスナップで本人がカード化され、キイェルドーの王、ダリアン/Darien, King of Kjeldorと翻訳された。 「King Darien of Kjeldor」とは、アライアンスのフレイバー・テキストでの表記。
登場カード
参考
- アライアンス
- コールドスナップ
- キイェルドー/Kjeldor
- The Frozen Dead(アメコミ版アイスエイジvol.2)
- Forever Silent The World(アメコミ版アイスエイジvol.4)
- The Eternal Ice(小説)
- The Shattered Alliance(小説)
- The Battle of Kjeldor(短編。[[1]]で公開中)
- 背景世界/ストーリー用語