風食礫の壷/Ventifact Bottle

提供:MTG Wiki

2008年6月22日 (日) 13:30時点における120.75.101.16 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Ventifact Bottle / 風食礫の壷 (3)
アーティファクト

(X)(1),(T):風食礫の壷の上に蓄積(charge)カウンターをX個置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
あなたの戦闘前のメイン・フェイズの開始時に、風食礫の壷の上に蓄積カウンターが置かれている場合、風食礫の壷をタップし、その上に置かれているすべての蓄積カウンターを取り除く。これにより取り除かれた蓄積カウンター1つにつき(◇)を加える。


マナを一時的に蓄えられるアーティファクト

貯めるにしても放出するにしても、そのタイミングがかなり限定されているのが1つの特徴。 貯めるのはソーサリー・タイミングでの能力。 そして放出するのは「戦闘前メイン・フェイズの開始時」で、しかも強制&これがタップ状態になってしまう。 放出したターンには新たに貯めることもできないので、事実上「マナを1ターン分だけ持越しできる」ようなものといえる。 また「1+Xマナつぎ込んで、Xマナ持ち越し」と、量的なロスもある。

2ターン分のマナを使って1つの大型呪文を使える可能性があるわけで、マナ加速手段として使えないことはない。 だが、これがなければ回らないほどデッキを重くするのはリスクが高いし、それをできるほど他のマナ加速手段をいれればこれがそもそも不要になる。 貯めるタイミングもソーサリー・タイミングだけなので、相手のターンまでマナを残して様子を見るようなこともできないのも、マイナス要素。 X火力を入れたデッキなどで稀に使われていたようだが、基本的な評価は低かった。

  • 上位互換とまでは行かないものの、宝石の陣列/Gemstone Arrayはタイミングを選ばず、タップも要らず、いつまでも貯めておけ、好きな色が出るので明らかに使いやすい。魔力貯蔵器ら同様、必要性を脅かされている。

参考

MOBILE