教団の歓迎/Welcome to the Fold
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Welcome to the Fold / 教団の歓迎 (2)(青)(青)
ソーサリー
ソーサリー
マッドネス(X)(青)(青)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
クリーチャー1体を対象とする。そのクリーチャーのタフネスが2以下であるなら、それのコントロールを得る。この呪文のマッドネス・コストが支払われていたなら、代わりに、そのクリーチャーのタフネスがX以下であるなら、それのコントロールを得る。
タフネスが一定以下であるクリーチャーのコントロールを奪うソーサリー。生撃ち時は2で固定だが、マッドネス時はX呪文になる。
こういった制限付きコントロール奪取はパワーや点数で見たマナ・コストを参照していることが多いが、これは珍しくタフネスを参照する。小型クリーチャーや頭でっかちが主な対象となるため、それらを多用するアグロに対して有効なカードと言える。またシステムクリーチャーを狙うのもよい。しかし少々重いのがネックで、早いデッキに対してはこれだけでは間に合わないため軽い除去も併用したい。
マッドネスを利用すればインスタント・タイミングで唱えることができる。不意打ちでうまく同士討ちさせると対戦相手の計算を崩しながらアドバンテージになり、捨てる方法次第では0対2の交換すら成り立ちうる。ただし対応してタフネスを強化されると無効化される点には要注意。
- 期限が書かれていないため、この効果は永続する。
- マッドネス時にXをいくつに指定しても、この呪文の点数で見たマナ・コストは4である。
- 対象自体に制限はない。解決時にタフネスを参照し、条件を満たしていなければ何もしないだけである。対応して強化されても立ち消えするわけではない。
- 例えば幻影のドラゴン/Phantasmal Dragonを対象にとって生け贄に捧げさせたい場合、必ずしもマッドネスでX=5以上にする必要はない。この場合は勿論立ち消えする。
- "the Fold"は「(囲いの中の)羊の群れ」の意味で、転じて「宗教的コミュニティ」を指す(キリスト教ではしばしば信者を羊に、神や預言者を羊飼いに例える)。"Return to the Fold"で「キリスト教への再改宗」という熟語。
関連カード
サイクル
イニストラードを覆う影のマッドネス・コストにXを含む呪文。青、黒、赤のレアに1枚ずつ存在する。
- 教団の歓迎/Welcome to the Fold
- 床下から/From Under the Floorboards
- アヴァシンの裁き/Avacyn's Judgment