Richard Kane Ferguson
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リチャード・ケイン・ファーガソン(Richard Kane Ferguson)は、マジックのカードのイラストレーター。幼少時はニューヨーク州のミドル・グローヴ(Middle Grove)で過ごす。
レジェンドより参入し、多くの伝説のクリーチャー達を手がけた。もやのかかったような、輪郭のはっきりしない画風(グアッシュ画と思われる)が持ち味で、その深い魅力で固定ファンも多く獲得してきた。
彼を語る上で欠かせない代表作である黒き剣のダッコン/Dakkon Blackblade(イラスト)の人気の程は凄まじく、本人にとっても快作であった。同カードはクロニクルでの再録にも選ばれ、日本人プレイヤーの人気を獲得した原動力であったことは相違ない。
その他の代表作には、略奪/Pillage(アライアンス/第6版、イラスト)、大気の壁/Wall of Air(第5版、イラスト)、ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(イラスト)など。
エクソダス以降新しい絵をお目にかかる機会が失われていたが、時のらせんでリバイバルを果たした絵師の1人となった。こちらはアンヒンジドの充電期間もない突然の再登場であり、プレビューカード菅草スリヴァー/Sedge Sliver(イラスト)のクレジットに彼の名が記されたのを見て驚いたファンも少なくないだろう。
- 独特すぎる画風が災いしたのか、いくつかのイラストが似すぎていて(例:秘儀の否定/Arcane Denialと有為転変/Flux)、一見で判別しにくいと苦情が来た事があった。だが、「Harold McNeillの防御円よりはよっぽどましだ!」とは多くのプレイヤーの声。
黒き剣シリーズ
- 黒き剣のダッコン/Dakkon Blackblade(イラスト)
- 沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King(イラスト)
- 黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade(プレリリース・カード版、イラスト)
- 再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged(Signature Spellbook: Gideon版、イラスト)