蝕み/Undermine
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対抗呪文/Counterspellに1マナ追加しただけで3点ライフロスがついてしまった。 コスト的に考えると対抗呪文/Counterspellに黒マナを足しただけでライフロス3点が付いてくるのは相当に得。
だが、残念ながら対となっている吸収/Absorbほどは使用されなかった。 相手がついでに死んでくれるカウンターと言うのは聞こえはいいが、青のカウンターとくれば長期戦用のパーミッションデッキなわけで、コントロールの確立が優先され対戦相手のライフを削るのは二の次。 相手のライフが減っても自分が生き延びる事に何の貢献もしないわけで、単なる色拘束がきつくなって重くなった対抗呪文/Counterspellでしかない。
オデッセイ・ブロックがスタンダードに参入すると、激動/Upheavalをキーカードとする一連の青黒コントロール(激動サイカトグなど)が登場するが、それに対抗しうる強力なデッキであるステロイドが幅を利かせていたため、重いカウンターは使い辛くなっていた。
上記メタゲームに合わせるため、激動デッキは激動コンボ一辺倒型からサイカトグ/Psychatogによる一撃必殺型に移行していく事になり、それに伴いより軽いコストで使用できるカウンターが重宝されていくことになった。
- ネザーゴーにとっては「3点ライフロス」は意外と重要である。
冥界のスピリット/Nether Spiritしかフィニッシャーを用いない(用いることが出来ない)ので、相手の20点のライフを削りきるのは結構厳しいからである。 また、ヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agendaで使い回すというのも合わせると、冥界のスピリット/Nether Spiritによる攻撃よりも多くのライフをこれで削っていた、なんて事もあった。 またインベイジョン・ブロック構築では、クローシスコントロールなどに投入され予言の稲妻/Prophetic Boltとセットでカウンター兼ダメージ源としての役割を果たしていた。
- おまけでの3点ライフロスという点では地底街の手中/Clutch of the Undercityと共通する。
- 青黒のクロック・パーミッションのようなものが組めれば、このライフロスも重宝するだろう。
サイクル
インベイジョン・ブロックのオマケ付き多色確定カウンター。