連続突撃/Relentless Assault
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Relentless Assault / 連続突撃 (2)(赤)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
このターン攻撃したすべてのクリーチャーをアンタップする。このメイン・フェイズの後に、追加の戦闘フェイズとその後の追加のメイン・フェイズを加える。
カード名にある通り、1ターンに2回の攻撃を可能にする呪文。緑によるラッシュとはひと味違った、赤らしい最後の怒濤のクリーチャー攻撃に使われたりする。フェイズを追加する初めてのカード。
しかしトーナメントシーンでは、大きなアドバンテージを取れるわけではないこのカードはあまり使われてこなかった。高効率の火力やクリーチャーを展開していく方が、より優位になれる可能性が高いため。
- ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orreryなど、何らかの理由でこの呪文がメイン・フェイズ以外に唱えられた場合、新たなフェイズは追加されない。
- デュエルデッキ:マーフォークvsゴブリンに新規イラストで収録された。
開発秘話
このカードのフレイバー・テキストはビジョンズのクリエイティブ・テキスト会議でMark Rosewaterが最終修正を加えて提出されたものである。Rosewaterは「ゴブリンの童謡/ときの声(Goblin nursery rhyme/war cry)」というコメディな構想は好きだが、その時点の童謡は練り込みが甘いと感じていた。ファイル変更ができる最後の機会だったため会議の席でフレイバー・テキストを書き上げた。
フロッグとスクイー/木に登る。/大軍を見て/逃げる、逃げる、逃げる。― ゴブリンの童謡/ときの声
この童謡にはゴブリン2人の名前が、両名とも一音節で、そのうえ2人目は「tree」や「flee」と韻を踏むものが必要であった。スクイー/Squeeはこの時にRosewaterが考案した名前で後にウェザーライト/Weatherlightの乗組員の名前に採用されることになる。[1]
類似カード
以下では、呪文の効果そのもの、および起動型能力として戦闘フェイズを追加で得るものを挙げる。
- 今を生きる/Seize the Day - アンタップできるクリーチャーは1体のみ。(3)(赤)でフラッシュバック(2)(赤)付き。
- 追い討ち/Aggravated Assault - (3)(赤)(赤)を支払うたびに連続突撃の効果を得られる。(2)(赤)のエンチャント。
- 凶暴な打撃/Savage Beating - 自陣のクリーチャー全体に二段攻撃を与えるモードも持つ。(3)(赤)(赤)で双呪(1)(赤)付き。
- 大群の怒り/Fury of the Horde - ピッチスペル版(手札の赤のカード2枚を追放する)。(5)(赤)(赤)。
- 攻撃の波/Waves of Aggression - 回顧付き。(3)(赤/白)(赤/白)の混成カード。
- 世界大戦/World at War - 反復付き。(3)(赤)(赤)。
- 反応+反正/Response+Resurgence - 自陣のクリーチャー全体に先制攻撃と警戒も与える。(3)(赤)(白)の分割カードの半分。
脚注
- ↑ Face Cards, Part 1/カードの登場 その1(和訳記事では「Goblin nursery rhyme/war cry」を「ゴブリンの養成所の韻を踏んだ喊声」と誤解釈しているため内容にはちぐはぐさがある)