モンスのゴブリン略奪隊/Mons's Goblin Raiders
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部族シナジーに恵まれたゴブリンであるため、黎明期こそいくらか使われはしたものの、すぐにこれより優れた性能の上位互換が次々に登場している。その数は現在でも増え続けており、何か特殊な事情でもない限りは対戦の中でお目にかかることは少ないだろう。
- スターターの入門セットでは、ゴブリンの勇士/Goblin Heroとともにレアに分類されている。
- カード名はRichard Garfield氏の友人であるMons Johnson氏にちなんで名付けられた(参考)。
- カード内ではパシャリク・モンス/Pashalik Monsとして名前が登場している。
- Monsとはラテン語で「山」の意味も持つ。偶然の一致か、それとも意識したものなのだろうか。
- 通称「モンス」。あまりにも上位互換が多いこともあり、俗称というより蔑称に近い。しかし、世には「モンス以下」のクリーチャーも存在する。(→狂ったゴブリン/Crazed Goblin)
- フレイバー・テキストが少々やり過ぎなカードである。一方でこのフレイバーから、マジック世界の壮大さを感じ取ったプレイヤーも少なくない。バニラ様々である。
ランドヴェルト・ゴブリン紛争の複雑な内部関係は、しばしば無政府状態と混同される。だが、その混沌は雷雲の混沌であり、荒々しくも突然のうちに、その矛先は現れる。パシャリク・モンスと彼の略奪隊は、まさにこの嵐を導く雲の切っ先である。
- 史上初のDCI認定大会の決勝戦で使用されたという実績があったりする(参考)。
- のちにアン・ゲーム世界で就職先を見付けたようだ。→Mons's Goblin Waiters
- 2020年にデュエル・マスターズでなんとカード化される。カード画像に写っているのはなんと名前の由来となったMons Johnson氏。[1]
関連カード
- Dwarven Trader - 同型再版。(ホームランド)
サイクル
スターターの入門セットに収録された、1マナ1/1バニラクリーチャーのサイクル。
- 熱心な士官候補生/Eager Cadet
- 真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident
- 泥ネズミ/Muck Rats
- モンスのゴブリン略奪隊/Mons's Goblin Raiders
- 柳のエルフ/Willow Elf
参考
- バニラクリーチャー
- カード個別評価:第5版 - コモン
- カード個別評価:第4版 - コモン
- カード個別評価:リバイズド・エディション - コモン
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - コモン
- カード個別評価:スターター - レア(入門セットのみ)