Jesper Myrfors
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Jesper Myrfors
Jesper Myrfors(ジェスパー・ミルフォーズ)。 マジックのカードのイラストレーターの1人で、記念すべき初代アート・ディレクターである。
彼がアート・ディレクターであった期間はアルファからレジェンドまで。(レジェンド以降から、Sandra Everinghamが引き継いだ) その意味では、マジックのカードとアートの関係について舵取りを任されているため、非常に重要な人物であったといえる。
- Ron Spencerの代表作恐怖/Terrorの絵が送られた時、「この方がイイね」、とばかりに原画を時計回りに90度回転させたのもまさに彼である。
カードのイラストレーターとしてはアルファの平地/Plainsを描いていることから、その重鎮ぶりが伺えるが、歴史的に見ればあくまで裏方に徹し、フォールン・エンパイアでその仕事を終えたため、日本では再録カードではじめてそのイラストを知るプレイヤーが殆どである。
彼の代表作はTundraなど4種のデュアルランド、奇妙な顔つきのエイトグ/Atogなども挙げられるが、何と言っても横綱はハルマゲドン/Armageddonだろう。 この強力で、第5版まで絵が残ったこの印象的なカードは、彼の代名詞的存在といっても過言ではない。 このほかにも、バンシー/Banshee、星界からの恐怖/Cosmic Horror、深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow、堕ちたる者/The Fallen、Word of Commandといった怪物や得体の知れない存在など、内なる恐怖感を与えるアートが多い。
- イラスト主導で製作されたザ・ダークでは、フレイバー・テキストに登場する人物の設定なども担当している。
手がけた有名なカード
デュアルランド4種(Bayou、Scrubland、Tropical Island、Tundra) オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore(レジェンド) 黒死病/Pestilence(〜第4版) 不吉の月/Bad Moon(〜第4版) ゴブリンの王/Goblin King(〜第4版) ハルマゲドン/Armageddon(〜第5版)