オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore
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クリーチャー — 眼(Eye)
あなたがコントロールする、眼(Eye)でないクリーチャーは攻撃できない。
オームズ=バイ=ゴアの邪眼は壁(Wall)によってしかブロックされない。
他の自分がコントロールするクリーチャーを攻撃できなくしてしまう代わりに、強力な回避能力を持っているクリーチャー。
当時の黒の主流除去が効かず、またブラストダーム/Blastodermをも止める高いタフネスにより、戦闘や火力で落とすのも容易ではない。メルカディアン・マスクス~インベイジョン期に、このカードをフィニッシャーに据えたアイ・ゴーが全米でそこそこ活躍していた。
時のらせんでは、タイムシフトカードとして再録。壁のルール変更により、相対的に強化された。ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック+第9版において、壁であるクリーチャーは、欠片の壁/Wall of Shards、根の壁/Wall of Roots、霊気炎の壁/Aetherflame Wall、霧衣の究極体/Mistform Ultimus、霊気の皮膜/Aether Membraneの5体のみ。使用頻度から、障害になる可能性があるのは実質的に根の壁くらいだろう。突然の死/Sudden Deathで落とされず、カルシダーム/Calcidermなどを止められるなど、高いタフネスに基づく心強さも健在。だが、昔ほど黒であることが除去耐性につながらない(恐怖/Terror系除去が少ない)時代なのは逆風である。
- 第10版で壁が増産されたが、やはり使用頻度を考えると、障害になる可能性はわずかに上昇した程度である。
- ローウィンで多相クリーチャーが多数投入された。これによりブロックされる可能性は大きく上昇したと言える。しかし多相は眼でもあるので、同時に、一緒に攻撃に参加できるクリーチャーが増えたとも言える。
- 時のらせんでは、リメイクのアーボーグの邪眼/Evil Eye of Urborgも登場。これも眼であるので一緒に攻撃できる。
[編集] オラクルの変遷
登場当時は邪眼(Evil Eye)というクリーチャー・タイプで、「あなたがコントロールする邪眼でないクリーチャーは攻撃できない。」というルール文章だった(カード画像)。第6版で再録されたときにはクリーチャー・タイプがホラーに変更され、「名前が『オームズ=バイ=ゴアの邪眼』であるクリーチャーを除き、あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃に参加できない。」と名前を参照するように変更された(カード画像)。時のらせんのタイムシフトで復刻された際に現在のルール文章となり、初期の形に近くなった(カード画像)。