基底スリヴァー/Basal Sliver
提供:MTG Wiki
Basal Sliver / 基底スリヴァー (2)(黒)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は「このパーマネントを生け贄に捧げる:(黒)(黒)を加える。」を持つ。
2/2カード名、能力ともにBasal Thrullを基に作られたスリヴァー。ただし、共有する能力はBasal Thrullのままではなく、その改良版とも言える血の臣下/Blood Vassalのもの。
サイズは無難だが、戦闘に直結する能力ではないし、マナ基盤を安定させるならば宝革スリヴァー/Gemhide Sliverがいる。そのため、ビートダウン系のスリヴァーデッキには採用しづらい。
クリーチャー1体を2マナに変換できるため、これを利用すれば様々なコンボが考えられる。以下は例の一部。
- スリヴァーの女王/Sliver Queenと組んで、「場に出たとき」「墓地に置かれたとき」の誘発型能力を好きなだけ誘発。ハートストーン/Heartstoneがさらにあれば無限トークン。
- 永劫の輪廻/Enduring Renewalと黒1マナでプレイできるスリヴァー(心鞭スリヴァー/Mindlash Sliver、メタリック・スリヴァー/Metallic Sliver)で無限マナ。
フレイバー・テキストについての考察
フレイバー・テキストは2通りの解釈ができる。
"Fascinating . . . These creatures display the paradox of tenacity and purposed self-destruction I have sought to breed into my thrulls."― Endrek Sahr, master breeder
面白いな……こいつらの頑固さと自己犠牲という矛盾した性質は、私がスラルの繁殖で追い求めていることそのものだ。― 練達の育種師、エンドレク・サール
まず、Basal Thrull完成後のエンドレク・サール/Endrek Sahrの発言とした場合、邦訳版の解釈と同じく、エンドレクが自分の作ったBasal Thrullと基底スリヴァーを比べて、あまりの類似ぶりに驚く様子と読み取れる。
一方、Basal Thrull完成前のエンドレクとした場合、原文は、基底スリヴァーをお手本に“これから”Basal Thrullを作り出す、と読むことができる。そうすると、未来の基底スリヴァーの情報を過去に持ち帰ったエンドレクが、それを参考にしてスラルを完成させたとも想像できる。
時のらせんの時代に来たのがどの時点のエンドレクだったのか、元の時代に戻れたのかについては現時点(時のらせん)では明らかではない。
関連カード
サイクル
時のらせんのコモンのスリヴァーサイクル。各色2枚ずつ存在する。
- 横這スリヴァー/Sidewinder Sliver
- 監視スリヴァー/Watcher Sliver
- 奇声スリヴァー/Screeching Sliver
- 陰影スリヴァー/Shadow Sliver
- 基底スリヴァー/Basal Sliver
- 心鞭スリヴァー/Mindlash Sliver
- 断骨スリヴァー/Bonesplitter Sliver
- 双頭スリヴァー/Two-Headed Sliver
- 宝革スリヴァー/Gemhide Sliver
- 紡績スリヴァー/Spinneret Sliver