アジャニ/Ajani
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アジャニ/Ajaniはアラーラの断片ブロックのキャラクター。カードとしてはローウィンの黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmaneが初出。
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解説
ナヤ/Naya出身のナカティル/Nacatl・レオニン/Leoninのプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。左眼は潰れて隻眼で、全身は色素の無い白子。イラスト。
群れの王ジャザル/Jazalの弟で、しばしば兄の助けによって死を免れる。彼の一族では「白は死の色」とされており、兄以外の者からは縁起が悪いとして避けられる傾向にあった。
- 持っている双頭の斧のような武器は、兄のものとほぼ同じ形状。彫り込まれた意匠が若干異なるか。
- 猫族のプレインズウォーカーとしては、他にドミナリア/Donimariaのウィンドグレイス卿/Lord Windgraceもいる。
魂の光
アジャニの魔術は周囲の味方に働きかけ、その力を引き出し増強するもので「魂の光/Soul's Light」と呼ばれる。この魂の光はローウィン期のキャラクター紹介で既に登場し、アラーラの断片ブロックでカード化。コミックでも描写されている。
該当カード
隻眼
アジャニの左眼が失われた経緯についてコンフラックス現在、公式な設定は明かされていない。
しかし、タカラトミーの製品情報:ローウィンでは、兄が殺害された際に「片目を潰され瀕死のまま放置」と解説している。これは日本公式サイトで独自に追加された設定で公式のものではなく、元記事のPlaneswalkers Minisite: Ajani Goldmaneでは左眼に一切触れていない。また、マナバーン2009誌の記事「5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る」でもタカラトミーの独自設定を参照して書かれている。
公式サイトのコミックでは兄の殺害以前から既に隻眼である。
経歴
白獅子の飛翔
マリーシ/Marisiの祝祭の夜、何者かが遣わした悪鬼達が一族を襲い、兄ジャザルが殺されてしまう。激怒した彼は初めて次元渡りの能力を発現し、気付くと見知らぬジャンド/Jundの土地へ来ていた。そこで出会ったドラゴンを操るサルカン・ヴォル/Sarkhan Volに、自分がプレインズウォーカーであることを教えられる。サルカンは飢えと怒りの支配するジャンドの素晴らしさを讃えるが、アジャニは故郷の群れを心配し、故郷への帰り方を尋ねる。そして言われるまま、溶岩の中へと飛び込んでいくのであった。
復讐のアジャニ
プレインズウォーカーとなったアジャニは、王ジャザルを失って離散した群れの再建、および兄の仇の捜索に奔走する。復讐のアジャニ/Ajani Vengeantはこの時期のアジャニをカード化したもの。
コンフラックス
ナヤが他の断片と繋がった衝合/Confluxの時代、このまま世界が破壊されるのを戦わずに見過ごす訳にはいかないと考えている。しかし、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの暗躍にはまだ気付いてはいない。
黄金のたてがみのアジャニ
ローウィンでストーリーに先行して登場した黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmaneは復讐のアジャニよりも後の姿とされる。ただ、「黄金のたてがみのアジャニ」という称号自体は、元々持っていたようである(サルカンへの自己紹介に使用している)。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
イラストに登場
- アラーラの断片
- 魂の火/Soul's Fire、魂の優雅さ/Soul's Grace、魂の力/Soul's Might、タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum
- コンフラックス
- 魂の威厳/Soul's Majesty
登場作品・登場記事
- Planeswalkers Minisite: Ajani Goldmane(公式サイト)
- Planeswalkers Unmasked(公式サイト)
- 製品情報:ローウィン(タカラトミー)
- アジャニの解説(公式サイト)
- Planeswalkers of Alara(公式サイト)
- Shards of Alara Player's Guide(アラーラ断片のファットパック)
- A Planeswalker's Guide to Alara(設定集)
- 白獅子の飛翔/Flight of the White Cat 第1部、第2部、第3部(コミック)
- Ajani: Faces of a Planeswalker(公式サイト)
- The Movers and Shakers of Naya(公式サイト)
- 旧き邪悪の権化の爪/Claws of an Ancient Evil(公式サイト)
- Conflux Player's Guide(コンフラックスのファットパック)
- アラーラ観光ガイド(タカラトミー)
- 5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る(マナバーン2009誌の記事)