不治のオーガ/Incurable Ogre
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4マナにして5/1の赤らしい頭でっかちなバニラクリーチャー。ドロスのクロコダイル/Dross Crocodileなどの赤版といえる。
パワーの割に点数で見たマナ・コストが低く戦場に出しやすいため、ナヤのパワー5以上のクリーチャーを参照するカード群と相性がよい。
ストーリー
不治/Incurableはグリクシス/Grixisの山地帯に住むオーガ。アラーラ/Alaraが断片/Shardに引き裂かれた後に、このオーガ族は肉体と精神をゆがめる変異の呪いにかかった。外見的特長は、三角の耳が横に長く張り出し、額は狭く団子鼻、両頬から下向きに牙が生えており、全身は筋肉質で、胴体は太く、腹は厚い脂肪に守られている。変異の影響で、背中から無数の触手が伸びていたり、体の各部に突起があったり、3本以上の腕を持ち頭部・背部・口腔部から炎を噴出す者もいる(イラスト)。不治の呪いは強い魔法であり、バント/Bantの軟膏使いですら癒すことはできず、一種族に降りかかった不幸な病という枠を超えた解決の鍵を握るのかもしれないという。(→A Planeswalker's Guide to Alara、Graduation Day参照)
カード化されている不治には他に火炎地のオーガ/Fire-Field Ogreと臓物を引きずる者/Viscera Dragger、グリクシスの滞留者/Grixis Sojourners、焼け精神のオーガ/Singe-Mind Ogreがある。
- ウェブコミック名誉にかけて/Honor Bound第2部ではエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelに切り伏せられている。