スラクジムンダール/Thraximundar (ストーリー)
提供:MTG Wiki
スラクジムンダール/Thraximundarはアラーラの断片ブロックのキャラクター。
A Planeswalker's Guide to Alaraで紹介された後に、アラーラ再誕プレビューウィークの記事The Face of Warでカード化されることが明かされると共に掌編の主役の一人として描写された。
目次 |
解説
グリクシス/Grixisのアンデッド戦士。男性。
棘だらけの黒光りする鎧で全身を固め、大剣を携えた身長7フィート(約2.1m)を超える大男(イラスト)。屑肉を引き裂くもの/Dreg Reaverを騎馬として跨り、行く先々で戦いを起こしては愉しんでいる。「スラクジムンダール」とは「地を赤く染める者/he who paints the earth red」を意味する。
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasはスラクジムンダールを素晴らしい産物(beautiful creation)と評価している。アラーラ/Alaraが1つの次元に戻った時代、スラクジムンダールによる無慈悲な破壊と虐殺行為で失われた生命は大渦/Maelstromへと吸収されている。これは大渦のエネルギーが増大することに繋がり、まさにボーラスの望み通りであった。
The Face of War
5つの断片/Shardが再び1つの次元に集まった時代、スラクジムンダールはジャンド/Jundからグリクシスに転移してきたThe Riftclan Tol Breot(裂け谷の氏族トル・ブレオ)に対してアンデッド軍団による急襲を敢行し、酋長のブレオが剣を構える暇も声を発する隙さえも与えずあっけなく切り伏せ、女子供も容赦なく惨殺する。
続いてバント/Bantのヴァレロン/Valeron国方面へ侵攻し、The battle of Tower Stele(石碑塔の戦い)ではエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelを始めとするバント軍と衝突する。石碑塔の陥落は果たせなかったものの、この戦いでバントの希望エルズペスは罪を犯したため自ら命を絶ったとも噂される。
次にスラクジムンダールは、ジャンドに出現したエスパー/EsperのAntoris City(アントリス市)を攻め滅ぼすと、ナヤ/Nayaの密林へと進軍するのだった。スラクジムンダールの軍団が現れる先には、謎の黒髪の少年が訪れ不吉な噂や破滅の予言をもたらしている。それはまるで少年が軍団の先導役を果たしているかのようであった。
登場
登場カード
登場記事・登場作品
訳語
アラーラ再誕のスラクジムンダール/Thraximundarにおいて「Thraximundar」は「スラクジムンダール」と、「he who paints the earth red」は「地を赤く染める者」と訳されている。それに先行してタカラトミーのアラーラ観光ガイドでは「スラクジムンダール」および「地を赤く染め上げる者」と訳されていた。