狂暴化/Berserk
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Berserk / 狂暴化 (緑)
インスタント
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この呪文は戦闘ダメージ・ステップより前にのみ唱えられる。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。Xは、そのパワーの点数である。次の終了ステップの開始時に、このターン、それが攻撃していたなら、そのクリーチャーを破壊する。
クリーチャーのパワーが2倍になるうえに、トランプルまでついてくる。
パワーが低いクリーチャーではたいしたことはないが、大物に使うととんでもないことがおきる。特に、サイカトグ/Psychatogやクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadにプレイすればあっという間にゲームが終わる(→ハルクスマッシュ、GAT)。また、巨大化/Giant Growth系の呪文と併用しても強力である(→グランビル)。密林の猿人/Kird Ape→巨大化→これ→Forkであっさりパワー20である。
レガシー環境のストンピィでも、ブロックも除去も出来ないシラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalkerが、古きクローサの力/Might of Old Krosaや激励/Invigorate、怨恨/Rancorの力を借り、半狂乱で襲い掛かってくる。
一時的にでもパワーを10近くに出来れば、1マナで人を殺せるようになるため、ある意味火炎破/Fireblast以上の緊張感である。
- チャネル/Channel経由で出てきたサルディアの巨像/Colossus of Sardiaに、賦活/Instill Energyと巨大化/Giant Growth、そしてこれを使えば、古典的な1ターンキルのできあがり。
- 実は対戦相手のクリーチャーにも使用可能。そのターンに攻撃されれば倒せるので、濃霧/Fog等とご一緒にどうぞ。
- 13年後の次元の混乱において色の変わった調整版、致命的な激情/Fatal Frenzyが登場。
1994年8月1日より、ヴィンテージで制限カード、Type1.5で禁止カードに指定されていたが、2003年4月1日にそれぞれ制限、禁止が解除されている。
語源
Wikipedia:ja:ベルセルクを参照。クリーチャー・タイプの狂戦士/Berserkerも同じ語から来ている。
- 狂戦士ではないが、暴れまわるマーロドント/Berserk Murlodontはカード名にBerserkという語を含む。